オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コーヒー豆の価格

以前の記事にも書きましたが、コートジボアールに行ったばかりの時、アビジャンから離れた村にホームステイしました。 その滞在時のことをもう一つ書きます。 電気もない、水道もない、電話線も引いてない、病院も学校もない、食べるものも十分にない。 とい…

他人を注意する 2

今回は、日本でのお話。 ある日、私は東京発関西方面行の新幹線に、フィリピン人公務員20名くらいと一緒に乗車していた。 もちろん仕事の引率でです。 フィリピン人たちは、普段は明るくてよく笑い、よくしゃべる人たちなのだが、さすがに新幹線車内では静か…

他人を注意する 1

「あれ?あの人ルール違反じゃない?」 と気づいても、注意するのは勇気がいる。 不快に思っても、「ま、仕方ない」と見過ごしてしまうことも多いんじゃないだろうか。 これは、私がジャカルタで知り合った韓国人の方から聞いたお話。 その友人は、韓国から…

アフリカの人はカンがいい 2

「アフリカの人はカンがいい」の記事の続きです。 ある日、私は自宅最寄りのバス停でバスから降りた。 そのバス停では、数人の乗客が降りた。 私の前にメガネをかけた太ったおばちゃんが降り、私は最後だった。 先に降りた乗客たちが、砂に足を取られながら…

アフリカの人はカンもいい

少し前に「アフリカの人は目がいい」という記事を書いた。 その記事では、コートジボアール人の視力の良さについてふれた。 そこに少し書き足したかったのは、「アフリカの人はカンもいい」ということ。 ある日本人の友人Aの話。 コートジのある市場で、野菜…

ベルギー

昔、ベルギー人の女の子と文通をしていた。 ひょんなことからヨーロッパへ行くことになり、電車でベルギーへ行くことを思い立った。 彼女に連絡すると、ぜひ会いたいと言ってくれたので、彼女の住む町まで行くことにした。 私が外国の人と手紙をやり取りする…

ライデン

オランダ人は英語が上手だ、という記事の続編になる。 オランダ滞在中、美術館へ行ったりして街歩きを楽しんだ。 どこへ行っても皆さん英語が堪能。何事もなく観光できる。 魚の鮮度が見るからに悪そうな寿司弁当を買い、公園へ持参。 スモークサーモンをた…

インドネシア系オランダ人

オランダ人は英語が大変上手だ。 オランダは、ヨーロッパでイギリスの次に英語が通じる国と言われているだけある。 その辺のおっちゃんからお店の店員さんまで、本当に英語がペラペラだ。 どうしてオランダ人はそんなに英語が上手なんだろう? ナミビアでキ…

オランダの古切手マーケット

オランダへ行った時のこと。 日本へ帰るためのトランジット(しかも数日の)で立ち寄った。 首都アムステルダムといえば運河と自転車。そしてチューリップ市場が可愛らしい町だ。 アムステルダムのいいところ。 それは自転車通勤の人がめっちゃ多いこと! 自…

ロンドンのとんかつ

日本人の友人が、イギリスはロンドンに住んでいた。 私はたまたまフランスへ旅行する計画があったので、ついでにロンドンの彼女に会おうと思い立った。 冬のパリはとっても寒かった。 クリスマス時期だったので、パリの街はもみの木とリボン、クリスマスライ…

イタリアの小さなお弁当

先日、お弁当の記事を書きましたが、もう一つ思い出に残るお弁当の記事を。 旅で食べるお弁当はいつも楽しみなものだ。 移動中、そして移動先で普段と違うものを食べられるのは、旅のだいご味ですよね。 イタリアへ行った時のこと。 イタリアと言えば、おい…

グルメじゃない

今日は、ある日本人の同僚のことを書いてみます。 インドネシアに赴任した当初、私はかなり緊張していた。 アジアの国で働くのは初めてだったし、インドネシア語が全然分からない。 私の勤務する職場に、Aさんという方がいた。 彼と私は全く違う部署で働いて…

南アフリカの中華弁当

ちょっと違うことを書きたくなった。閑話休題? 南アフリカのプレトリアに住んでいた時は、毎日かなり残業をしていた。 だいたい朝4時くらいまで残業をし、それから帰宅してシャワーを浴びて寝る。 そして8時ごろになって起き出し、簡単に朝食を済ませるとま…

子どもを捨てるな

コートジボアールは、他の西アフリカ諸国に比べると識字率が高めだった。 とはいえ、やはり田舎の方は文字が読めない人もいた。 今はもう少し識字率が上がっていると思いますが。 今日は識字教育について記事を書こうとしたのに、まったく違う話を思い出し、…

アフリカの人は目がいい、って本当だ!

コートジボアールでいつも感心するのは、現地人の視力の良さだ。 よく漫画やテレビなどで「アフリカの人の視力はいい」と面白おかしく紹介されているが、本当に視力がいいんですよ、あの人たち。 【エピソード1】 日本人の友人の体験談。 ある日、日本から…

一夫多妻制 2

昨日はインドネシアの一夫多妻について記事を書いた。 ひるがえってアフリカ。 南アフリカでは、一夫多妻なんて全く聞かなかった。 黒人、アジア人もいるけれど、白人キリスト教徒主導で成立した国だからなんだろうか? 南アフリカは、長らくキリスト教の国…

一夫多妻制 1

またどうでもいい話をおひとつ。 イスラム教徒は一夫多妻が許可されている、とか聞く。 多くの妻を持つ人が本当にいるのだろうか?と私は疑問に思っていた。 インドネシアは、国民の7割か8割がイスラム教徒の国だ。(イスラム教国、ではありません) まさに…

アビジャンの物乞い

昨日は気の抜けた話?だったので、今日は少し真面目な記事を。 コートジボアールに到着し、最初はオリエンテーションや銀行口座開設といった事務手続きがあった。 事務所へ行くために道を歩いていると、声が聞こえた。 「ボンジュール、マダム!」 ん?誰か…

乗客いろいろ

今日は、あまり意味のない?記事を書いてみる。 コートジボアールの乗り合いタクシーにまつわる思い出です。 アビジャンでこんな毎日を過ごしていたんだ、程度に読み捨てて下されば結構です。 バスまたは乗り合いタクシーは、現地人の乗客と同乗しなければな…

グローバル化

またまたインドネシアのタクシー運ちゃんの話で本当に恐縮です。 ある週末、買い物へ行くためにGrabタクシーを呼んだ。 ほどなくタクシーが到着した。 運転手は眼鏡をかけた若いお兄さん。 私がまだ何も言っていないのに、英語を話し始めた。(気が利くねえ…

小銭

コートジボアールでは、常に小銭が不足していた。理由は不明。 紙幣は紙なので作るのが簡単?だが、硬貨はそうはいかない。 コインが国中で不足しているので、ちゃんとおつりをもらえたことがなかった。 450円のものを買い、1,000円支払うとおつりは550円の…

ブカシのスモーキーマウンテン

スモーキーマウンテンといえば、フィリピン・マニラが有名だ。 しかし、私も知らなかったのだが、インドネシアのジャカルタにもあった。 フィリピンのスモーキーマウンテンとは皆さんもご存じの通り、ゴミの山のことだ。 自然発火したゴミが煙を上げているの…

南アフリカの治安

南アフリカは豊かな大自然に恵まれ、気候も過ごしやすく大変生活しやすい国だ。 南部は地中海性気候で、ブドウが取れワイン造りに適している。 ワインランドと呼ばれるエリアで酒蔵をめぐるツアーまである。(ワイン好きなら最高です!) ちなみにワインは南…

インドネシアのワイロ

昨日はアフリカの賄賂事情?について記事を書きました。 アフリカ以外の国で生活している時、どうだったかと言いますと。 アメリカやヨーロッパはさすがに先進国。 大っぴらに賄賂を要求したり渡したりする場面には、遭遇しませんでした。 私が見る機会がな…

アフリカのわいろ

「賄賂(わいろ)」と聞くと、ほとんどの日本人、いや全世界の人はネガティブなイメージを持つはずだ。 日本で報道されるような賄賂は、大体巨額のものが多い。 政治家が何かの便宜を図ってやる代わりに、企業から賄賂を受け取る、とかね。 有名どころでは、…

アビジャンの物まねおじさん

インドネシアの話が続いたので、今日はコートジボアールについて書きます。 アビジャンで生活が始まって何に一番驚いたかというと、物乞いの多さだ。 アフリカに限らず、インドでもメキシコでもどこでも、途上国と呼ばれる国には多くの乞食がいる。 ストリー…

8年彼女

またインドネシアのタクシー運転手の話で恐縮です。 日本のように便利な電車や路線バス網がないので、結局手軽なタクシーに乗ってしまうのです。 ある日、家に帰るためブルーバードタクシーに乗った。 運転手は20代後半か30代前半くらいの、おとなしそうなお…

54歳、娘3人。俺はご隠居

またまたインドネシアのタクシーの話。 タクシーの運転手は本当にいろいろな人がいる。 たいていの運ちゃんはインドネシア語しか話さないが、たまに英語が堪能な人もいる。 ある週末、私は買い物へ行こうとブルーバードタクシーを呼んだ。 現れたのは、やた…