オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ニューヨークのたこ焼き

最近はどこの国へ行っても「日本食」レストランがある。 いい時代になったものだ。 もちろん、この「日本食」にはいろいろレベルがある。 日本食とは似ても似つかない料理から、まるで日本にいるレベルのものまでピンキリだ。 単なる旅行で海外に行く場合、…

日本地図

子どものころから世界地図が好きだった。 中学生になり、「世界地理」を学習するころになると、授業で使用する社会科地図を飽きずに眺めていた。 どうしてそんなに地図が好きだったのか、今となっては分からない。 学校の休憩時間に、よく地図を友人同士で見…

席を譲られる

インドネシア国民の平均年齢は25歳だ。 日本の平均年齢が46歳であることと比較しても、若い国である。 日本で生活していると、道やスーパー、駅、デパートなど公共の場所で様々な年齢の方を見かける。 つまり、赤ちゃんからお年寄りまでを見かけることが出来…

インド英語

英語はグローバル語だとかいう。 グローバル語ってどういう意味なのかというと、「世界中の誰でも理解できる」言語ということなんだろう。 「読み書きが簡単だ」ということがグローバル言語の要件の一つなんだろうが、「世界中の誰でも」理解する言語、にな…

スポーツの力

東京パラリンピック・オリンピック開催まで、あと1か月ほどとなった。 私は元アスリートではないし、ましてや体育会系ではないので、スポーツに対する思い入れは皆無だった。 しかしインドネシアに在勤中、スポーツの持つ突破力や可能性について考えるきっか…

インドネシアの女性タクシー運転手

インドネシアのタクシーについて、多くの記事を書いてきた。 運転手さんたちと話をするのが楽しかったし、彼らからいろいろな話を聞くこともあった。 もちろん、中には全然話がはずまない相手もいましたが。 なぜこんなにタクシー運転手の思い出が多いのかと…

「陽気で明るいアメリカ人」という偏見

アメリカに住む前は、アメリカ人のことをこんな風に考えていた。 「アメリカ人は陽気で明るい。自分からガンガン積極的に来る」 アメリカ人はあの子と友達になりたい!と思ったら、臆せずどんどん自分から話しかけてくるんだろうな。 アメリカ人はジョーク好…

アラビア語のコンビニ

以前の記事にも何度か書いたが、日本同様、アメリカの大学生は長期休暇になると実家へ帰省する。 留学生だった私は、バイトして生活しているので高額な航空券は買えず、それほど頻繁には日本へ帰れない。 だから日本へ帰れなくても仕方ないや、とあきらめて…

スペインの強盗

不穏なタイトルで申し訳ない。 世界でワクチン接種が進み、これから少しずつ海外へ行く人が増えていくと思います。 そういう人への助けになればと思い、恥を忍んで私の体験談を書きます。 スペイン留学時の話。 スペイン人の先生が授業中に、市内の治安情報…

筋トレ

このブログのもう一つのテーマ(あるいはメインテーマ?)であったはずの?温活。 読者の皆様はすでにご賢察済みかと思うが、全然はかどっていないんである。 だから温活の記事もあまり書けていない…。 体を温めることが温活。 ショウガを取る、腹巻や湯たん…

インドネシア人の食欲

以前の記事にも書いた通り、インドネシアは日本に負けるとも劣らぬ、食いしん坊大国だ。 様々な地域に地域色豊かな名物料理があり、それぞれ独自のおいしさで人気を博している。 しかし、グローバル化?に伴い、インドネシアでは日本料理の人気が高まってい…

異文化適応

こんなタイトルで記事を書くなんて、おこがましい気もする。 先日、数人の人と話をしていて思い出したことがあったので、記事にしてみる。 インドネシアの首都ジャカルタは、人口の8割か9割がイスラム教徒だ。 彼らは一日5回、神に祈りをささげるのだが、毎…

600万ドルのランチ

南部アフリカにあるジンバブエ。 何が有名かというと、ジンバブエにはいくつか知られたものがある。 グレートジンバブエ遺跡という、11世紀(!)に造られた石造りの建造物(現在は世界遺産)がある。 国名の由来は、この遺跡から来ている。 ジンバブエは音…

ブラジル

以前の同僚の一人に、日系ブラジル人の女性がいた。 とかくブラジルは治安の悪いイメージが先行し、おまけに日本から遠いこともあり、なかなか行こうと思わない。 しかし、その日系ブラジル人の牧野さん(仮名)の話は大変興味深かった。 「中学生や高校生に…

おじいさんのセキセイインコ

今日は海外と全く関係のないテーマで、一つ記事を書いてみる。 子どもの頃、我が家ではたくさんペットを飼っていた。 犬や猫といった大物?は飼っていなかったが、文鳥、ジュウシマツ、メダカ、金魚、ハムスターなど小動物は常に家にいた。 理由は、父が鳥好…

主専攻を2つ

アメリカの大学のことをもう少し書いてみる。 日本でも良く知られているように、アメリカでは大学入学時には専攻を決めていなくてもよい。 興味があるものを勉強しているうちに、違うことを勉強したくなる場合もありますよね。 入学時に専攻が決まっていない…

トゥアレグ族とボロロ族

ニジェールの首都ニアメに行った時のこと。 ニジェールはサハラ砂漠の南西に位置するため、遊牧民など様々な民族が存在する。 「ボロロ族って知ってる?」 とニジェール在住の友人に聞かれ、知らなかった私。 彼がわざわざアレンジしてくれたので、ニアメで…

クリスマスの訪問者

またまたアメリカの話で申し訳ない。 クリスマスについて、一つの思い出を書く。 大学生の頃、学生寮に住んでいたことは前述した。 ある12月の寒い週末、私は学生寮で期末試験のため勉強をしていた。 部屋にいると、コンコン、と誰かが私の部屋のドアをノッ…

ユーモアの力

アメリカの話が連続しているが、今日は別のテーマで記事を書く。 ユーモアは人間関係の潤滑油だ、と言われる。 確かに、切羽詰まった状況で冗談を言えると場の雰囲気を変えることが出来るし、誰かの気持ちを救うことも出来る。 人を笑わせることが出来るのは…

ルカ君のこと

初めてアメリカへ行ったとき、当然ながら多くのカルチャーショックがあった。 大学生の時に親しかった、ルカ君のことを書いてみたい。 アメリカの大学の新学期は秋から始まる。 英語に自信のなかった私は少し早めに渡米して、コロラド州の小さな大学でサマー…

夢遊病

北欧へまだ一度も行ったことがない。 いつかそのうち、時間とお金があれば行きたいものだ、と長年思っているが、どうも自分のテリトリー外らしく、なかなか足を踏み入れる機会がない。 スペインの大学へ通っていたころ、スウェーデン人の同級生が何人かいた…

台湾と山本富士子とリタ・ヘイワ―ス

「刑務所のリタ・ヘイワ―ス」(映画題名は『ショーシャンクの空に』)。 そんなタイトルの本があった。 その小説の中での「リタ・ヘイワ―ス」は、刑務所での慰問として上映された映画に出てくる美人女優。 「リタ・ヘイワ―ス」は、単調な毎日の中で自分の魂…

言語と体験

今朝、小雨の降る庭を見ながら「そろそろうちの庭もmowした方がいいんじゃないか」と思った。 雑草が元気に繁茂していて、伸び放題になっていたからだ。 そこでふと、「mowって何だっけ?」と考えた。 生い茂る雑草を切る?刈る?取る? Mowと考えると、両手…

モーリタニア人

以前の記事で、コートジボアールの警察官による「検問」について書いた。 クリスマスなど物入りの季節になると、小遣い稼ぎに「検問」を実施し、因縁をつけて?小銭を巻き上げる警察官の話だ。 この「検問」でターゲットにされるのは、身分証明書(運転免許…

すげえ日本人

そういえば、ニジェールで勤務していた私の友人が、日本帰国前にアビジャンへ来てくれた。 彼女はニジェール滞在中、現地語で生活していたため、すっかりフランス語を忘れてしまったという。 コートジボアールは部族語が多すぎ、共通言語はフランス語だ。 特…

シャンタルのウサギビジネス

最近、男女差別が日本社会でよく話題になっている。 医学部の女性受験生の試験の点数を男性より低くして合格させないようにするとか、話を聞いていると本当にやり切れない。 男性を有利にするために男性がそういう制度を作っているのだから、本当に気が滅入…

豆板醤を自作する

突然で恐縮ですが。 ソラマメをたくさんいただいた。 ソラマメ料理…って、何が一番おいしいんでしょうか? ソラマメを入れて豆ごはんを作ってみた。 グリーンピースご飯は先般やったし、なんとなく二番煎じ状態。 他に何かバリエーションはないものか。 と思…

ミルウォーキーの市役所職員

アメリカの大学院で政策研究のクラスを履修したときのこと。 アメリカの大学や大学院を受験するなら、社会人経験者が圧倒的に入試で有利だ。 大学が多様性を重視しているからなのだが、そのおかげで同じクラスを履修している学生の背景は様々。 自分の知らな…