オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

ナミビア10日間キャンプツアー

またアフリカの話で恐縮である。(ため込んだ日本国内旅行の写真を紛失してしまった。しばらく海外の話になるが、勘弁していただきたい)。

 

南アフリカで働いていた時に、年末年始休暇を利用してナミビアへ行った。公用語も英語だし、今はどうなっているか分からないが、当時は南アの通貨・ランドがナミビアでも通用したので外貨両替の必要もなかった。

ナミビアはドイツの植民地だった。そのせいか?ビールが有名だ。ナミビアの首都はWindhoekという。日本語ではウィントフックと表記されるが、南部アフリカの人はヴェントフークという感じに発音する。この首都の名を冠したビールが南部アフリカで流通している。ナミビアへ行って分かったが、ドイツ系住民が結構いるのでドイツパンなども売っている。

 

ドイツの面影を残すリューデリッツなどの町にも行きたかったが、時間の制約もあり、砂漠とサファリを堪能できる10日間のキャンプツアーに申し込むことにした。

 

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ナミビアの国土は日本の約2倍。しかし人口はわずか200万人程度だ。世界最古のナミブ砂漠が有名だ。(ナミブとは、サン族の言葉で『何もない』という意味だそうだ)。このナミブ砂漠の中にススフレイという場所がある。ナミブ砂漠は不思議な場所で、砂漠と海が隣り合わせになっている。

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砂漠の風紋と、動物の足跡

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ナミブ砂漠の一部。土漠もある

ちなみに、私が参加したツアーには、イギリス人、オランダ人、インド人、カナダ人等、途中からツアーに合流した人も併せて8名ほどの参加者がいた。

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ツアーの車。これに乗って10日間、ナミビアを回る

ススフレイの奥にデッドフレイと呼ばれるエリアがある。1,000年ほど前に川が干上がり、そこにあった木が枯れ木になったという。ドライフラワーの木バージョン?

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あちこちに立ち枯れた木がある

ナミビアで感心したのは、どこへ行っても水洗トイレがあること。国立公園内にも水洗トイレ(及びシャワー)が完備されており、しかも清潔。砂漠地帯で乾燥しており、しかも朝晩は寒いので、ハエなどが発生しないのかも。

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右はウォルビスベイのフラミンゴたち

海辺の町ウォルビスベイ。南部アフリカのフラミンゴの50%がこのウォルビスベイに集まるという。上手に写真撮影できなかったのだが、人家のすぐ目の前にフラミンゴたちがいる。南アのケープタウンもそうだが、たぶん野生動物の住んでいる場所に人間が家を建ててしまったのだろう。野生動物と人間がうまく共生することを祈る。

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カオコランド。ヒンバ族の村

ナミビア北部のカオコランド。体を赤く塗ったヒンバ族が住む。これは化粧の一種(及び虫よけ)らしいので、男性は赤く塗らない。アンゴラと国境を接しているため、アンゴラ内戦時はカオコランドまでアンゴラ人難民が逃げてきたという。内戦終結後もこの地にとどまっているアンゴラ人もいる。

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エトーシャ国立公園の動物たち

エトーシャ国立公園は、四国くらいの大きさの国立公園だ。ガイド氏によれば、ビッグ5(ゾウ、ライオン、キリン、チーター、サイ)が全部見られるという。(このビッグ5の動物たちは、南アのお札にも描かれている。)しかしツアー中、どんなに目をこらしてもチーターだけ見つからなかった~。ツアー客のインド人のおじさんはものすごく目ざとく、ガイドさんが見つけられない動物を次々に見つけていた。やっぱりインド人は目がいいんですかね…。

 

ライオンは何度か見かけたが、若いオスライオンは昼寝したり、ゴロゴロしたり。繁殖時期以外はオス同士で生活しているらしい。彼らを見てると、日本の中学生男子が「よお、コンビニでも行くか~」とつるんでいる様子を思い出す(そんな感想を抱くのは私だけか?)。ダチョウを含め鳥も撮影したが、次回にまとめて公開する。

水場に集まる動物たち。

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多くの動物が水辺に集まる

水は動物にとって貴重だからなのか、彼らは喧嘩をせず、お互いにソーシャルディスタンスを取りながら水を飲む。平和でいい風景だ。

 

ツアーでは、テントは無料で貸し出される。しかし、自分が寝るテントは自分で毎晩張るのだ。ツアー初日は四苦八苦していた私だが、数日たつとすぐにテントを張れるようになった。

食事はどうするのかと思っていたら、運ちゃんとガイド氏のナミビア人男子2名が毎日作ってくれた!しかもメニューがよく考えられていて、焼きそばだのサンドイッチだの、10日間毎日違う料理を作ってくれた。10日分の食材、あの車に積んでるんだよ…すごすぎる…。

ツアー客のオランダ人男子も自分たちで料理を作ると思っていたらしく(どうやら彼は料理が得意らしい)、半分がっかり?半分感動していた。私も料理をしたいタイプなので、自分が料理できず半分がっかりしたが、10日間、毎日異なるメニューが出てきてとても感動した。

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左は料理中のナミビア人男子二人。右はダチョウに襲撃される私のテント

10日間キャンプして回るのは、意外と楽しかった。前述の通り、国立公園内はトイレもシャワーも完備しているし、毎日疲れているのでぐっすり眠れた。夕食後はキャンプファイヤーの火の近くでだべったり、公園内に店がある場合は、ツアー客はそれぞれビールやアイスクリームを買いに行ったりして、思い思いの時間を過ごしていた。星空ももちろんきれいだった。

動物に関して言えば、南アでサファリをやったことのある人は、同じような動物が南アでも見られるという。南アに住んでいた時の私の家の大家さんも、そんなことを言っていた。彼はキャンプが趣味で、毎週末にはクルーガー国立公園へキャンプ道具を車に積んで行っていた。そりゃ毎週キャンプしてたら、野生動物を見ないことはないでしょうね。

たぶん南部アフリカの国立公園では、ビッグ5は普通に見られるのではないかと思う。ナミビアの魅力はやっぱり砂漠だろう。ツアーの最後に、①船を出して釣りをし、釣った魚をワインと共に食べる、②砂漠でスライディング体験、の二つのオプションがあったが、船酔いする私は②にした。ナミブ砂漠を最後まで堪能しました!

 

南アについてもいつか記事を書きたいと思っている。今まで国内外で撮りためた写真はどこへ行ったのやら、と探していたのだが、どうやら失くしてしまったらしい。3台ののノートパソコンを使用していたのだが、最近になって1台を処分した。その処分したパソコンに、日本国内を旅行した時の写真やら、海外の写真やらを格納していたことが判明した。もう、ダメージが大きすぎて立ち直れない…。手元にあるもので、何とか記事を書いてみます。自分のアホさに、今年一番の衝撃(もう?)を受けている。