オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

南部アフリカの野鳥たち

南アフリカに居たとき、同僚の一人がバードウォッチャーだった。彼女から鳥の名前を教えてもらい、野鳥に興味を持った。(Nさん、その節はありがとうございました!)。

昨日の記事でナミビアの動物について少し記述したので、今日は南ア及びナミビアで見た野鳥について書く。

 

最初はこれ。

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ナミビアのダチョウ一家

野鳥のトップがダチョウ…。(ダジャレではない)。

日本だと「野鳥」はかわいらしい鳥、というイメージがあるかもしれないが、ま、ダチョウも野鳥ということで。

南ア・ケープタウンで、野生のダチョウが観光客の捨てた食べ物をあさっていたのを見かけたときは、悲しくなった。ごみは持ち帰るようにお願いします。ホント、頼むよ。

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ラベンダーバード。ナミビアで撮影

現地ではラベンダーバードと呼んでいるようだが、正式名称は分かりません。カラフルでかわいいです。

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左は鷹と思われます。右は分かりません~

南アで借りていた家は平屋建ての一軒家で、小さな庭がついていた。週末などに家で掃除をしていると、急に窓の外が暗くなる。

ん?何が起こったんだろう、と思って外を見るとバサッバサッと大きな羽音がして、ツルが飛んできたことがあった。びっくり。ツルと言っても、正式名称はホオジロカンムリヅルと言うらしい。頭の後ろに金色のカンムリ状の羽毛がついている。かわいいが、体長は1mくらいある。

 

同様に、庭にhadeda ibis(日本語ではハダダトキ)と呼ばれる野鳥が何羽か飛んでくることもあった。ツルはタテにすらっとしているが、ハダダトキはペンギンを横にしたようなずんぐりした体形。しかも灰色で薄汚れた外見…。図鑑を見ると体長76センチとある。結構でかい。名前の由来はハ~デ(ダ)~ダ~と叫ぶからだ、という。(私の耳にはぐわ~ぐわ~ぐえ~としか聞こえなかったが)。

この体長76センチの薄汚れた巨大鳥が、ぐえ~ぐえ~と叫びながら我が家に飛んでくる様子は、なかなか恐ろしい。彼らが飛んでくると、室内にいる私も「む?窓の外が一瞬暗くなったな!」と気づく。庭に飛び降りるときも「どすっ」「どすっ」という音がする。2羽くらいでも十分な貫禄だ。ハダダトキは常に人間の近くに住み、庭の虫などを食べてくれるという。帰宅途中、こいつらが7羽くらい木に止まっていたのを見かけたときは、木がゆさゆさ揺れて恐怖を感じた。さぞ重いんだろうな。

 

大家さんが私の家の裏手に住んでいたが、大きな庭にヤシの木等たくさんの木を植えていた。それらの木の枝の先に、weaver(和名はハタオリドリというらしい)が巣を作っていた。この鳥はスズメの仲間らしいが、体は黄色で可愛らしい。名前の通り、枯草などを集め、それを編んでしずく型の巣を作る。枝の先に巣を作る理由は、蛇や猫などに巣を狙われないようにするためらしい。

巣を作るのはオスだ。巣が出来ると、「僕の家、どう?」とメスを呼ぶ。メスは家をチェックし、気に入るとそこに住む(つまり、カップル成立)。怠け者?のオスが作った巣は穴だらけ。そういう手抜きの巣には、メスは寄り付かない。シビアです。

私の家の寝室の外に、バナナの木が生えていた。ある日、窓の外に弁当箱のようなものが揺れていたので、何だろうとよく見ると、ハタオリドリがバナナの木の葉っぱで巣を作っていた。通常は枯草のような細い材料で巣を編むのだが、バナナの葉は幅広いので、どうやら巣が横に細長く、弁当箱の形状になってしまったらしい。バナナの木の先に揺れる弁当箱…シュールだ。鳥の世界でも、クリエイティブな人がいるらしい。

 

南アの有名な鳥といえば、ケープペンギンだ。ケープタウンの近くにサイモンズタウンという場所があり、海岸に面した民家のあたりにペンギンが生息している。以前は車にひかれてしまうペンギンもいたようだ。今はちゃんと観光客用に木道が整備されている。「民家に出没するかわいいペンギン」という紹介がなされているが、ひねくれている私は、「ペンギンの住処の近くに、後から来た人間が家を建てたんだろ?」と思う。そこに家を建てて住むなら、先住民?のフラミンゴだのペンギンだのを大事にしてくれい。

 

南アの同僚の一人が言っていたが、南アは陸からクジラを見られる、地球唯一の?場所だという。彼はケープタウン周辺を車で走っていたら、海でクジラの親子が楽しそうに遊んでいるのを見たらしい。サーファーは10m以下はクジラに近づいてはいけないことになっているが、私が浜辺に座って見ていると、クジラの方から興味を持って人間に近づいているようだ。ケープタウンの海に手を入れると、かなり冷たい。南アの南は南極なので、海水が冷たいんですかね。どうでもいいが、ここではアワビもとれる。

 

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フンコロガシがふんを転がし中

鳥からだいぶ脱線してきたが、フンコロガシもいる。田舎を歩くと、牛糞にフンコロガシがたかっていることがある。動物のフンで団子を作り、後ろ足で懸命にフン団子を転がす。日本では山間部の道路に「シカ注意」「タヌキ飛び出し注意」といった看板があるが、南アで「フンコロガシ注意」の看板を見たときは驚いた(手作りの看板だったが…)。たぶん、車でフンコロガシをひいてしまう人がいるんでしょうね。フンコロガシを守るために、「フンコロガシ注意」の看板を作ったんでしょうが、動物を守ろうとする人がいることに、なんだかホッとする。

 

南ア人の同僚が、ある週末に私の家へ魚を持ってきたので「この魚、どうしたの?」と聞いたら、「ケープタウン近くの海で釣った」という。魚好き?な日本人に食べさせたくて、クーラーボックスに氷を詰め、車で運んできたのだという。運んできた、と簡単に言うが、ケープタウンから、当時私が住んでいたプレトリアは、日本でいえば鹿児島~東京くらいの距離があるはず。「これくらいの距離の運転は大したことない」と言うが、さすが南ア人だ。

野鳥から脱線しまくっているが、南アについては、いつかどこかでまとめて記事を書こうと思う。

 

最後に、ナミビアのカオコランドで撮影した写真を一枚。

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ヒンバ族の村の猫さん

小さくてよく分からないかもしれないが、村の家の中から、ひっそりとこちらをのぞく猫さんです。ちょっと痩せすぎ?

(あ、やっぱり野鳥から脱線してる…)