オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

ココ 1

西アフリカは、日本人の口に合う料理が多い(ように感じる。全くの私見ですが)。ほかの国は行ったことがないのだが、コートジボアールセネガルニジェール、(少しガーナ)に行ったときは大体なんでも美味しく食べられたので、勝手にそう思っている。

 

料理と言えば、具の入ったシチューをごはん等の主食にかけて食べるスタイルが多い。日本人がカレーを作るとき同様、一つの鍋に水と具を入れて煮込むだけだ。煮込む肉や魚を具のメインとし、野菜をピューレ上にすりつぶしたものを加え、とろみを出す。スープの素や塩を入れて味付けをし、それをご飯にかけて食べる。

 

家によっては、牛の皮(皮というとカバンやベルトに使うような牛革を思い出すかもしれないが、それではなく、その下の肉の上についている脂肪の部分だと思う)を風味づけに使用するなど、お母さんから伝わった秘伝の隠し味が各家庭に色々あるようだ。こういう風味付けの隠し味は、ちゃんと現地の市場に売っている。

 

また、ピューレにして加える野菜等によって、そのシチュー(コートジボアールではソースと呼んでいた)の名称が異なる。

よく見かけるのは「ほうれん草のソース」。具材を煮込み、ほうれん草をすりつぶしたピューレを加えると、「ほうれん草のソース」になる。深緑色のソースで、健康に良さそう。「ソース・グレン」という、オレンジ色のヤシ油で煮込んだソースも、コートジのどこでも見かけるローカルフード。

 

ピーナツの一大産地・セネガルでよく使用されるのは、ピーナツのすりつぶしたもの(ピーナツバター状と言ったらいいかな)。コートジでもよく使う。具材を煮込んだところにピーナツピューレを入れると、こってりした「ソース・アラシッド(アラシッドとはピーナツのこと)」になる。セネガル料理はこれ以外にも、よくピーナツソースを使う。

 

千葉県はピーナツが名産(セネガルから伝わったと聞きました)のため、千葉県のお土産はピーナツペースト。千葉県名産店で砂糖の入ってないピーナツペーストを買って、西アフリカ料理を楽しんでます。ちなみに、インドネシア料理もピーナツペーストを使うので、アフリカ&インドネシア料理には千葉県のピーナツペーストは重宝してます。

 

少し高級だが、私が一番好きなのは「ソース・ピスタッシュ」。その名の通り、ピスタチオのソースだ。ピスタチオのペーストを入れることからそういう名前がついているんだが、これが一番おいしい!ほうれん草のソースは深い暗緑色だが、ピスタチオの方はもう少し明るめの緑色。適度にこってり感があって、うまし!現地人の友人は私がこれを好きなのを知っていて、よく家に持ってきてくれた。日本でも作りたいけど、ピスタチオのペースト自体がなかなか手に入らないしねえ。というわけで、ピーナツペーストを使って「ソース・アラシッド」の方をよく作ってます。これも十分うまい。うちの家族に好評です。

 

 

で、そのぶっかけ飯の飯の方は、というと。

玉ねぎを細切りにして、油で炒める。そこにコメと水を入れて炊く、という料理法。もちろん主食はコメだけではなく、以前の記事にも書いた「アチャケ」という、キャッサバをつぶ状にして発酵させた主食もある。アチャケはモロッコのクスクスより大粒にした感じだ。ガーナとの国境方面に行くと、それを型に入れて固めた?ヤツもある。

 

しかし、いつもこんなおいしいものを食べているわけではない。お金がない人は、コメを炊くときにトマトケチャップを入れてトマト味にした、というだけのご飯を食べてたりする。トマトケチャップを買うお金がない人は、「リ・グラ」という「コメを油と水で炊いただけ」というやつを食べている(リはコメ、グラは脂肪とか油と言う意味)。これも、路上の店で食べられる。

現地人に「どれくらい昼食にお金をかけているか」「昼食に何を食べているか、予算はいくらか」と聞いたところ、①アチャケ(ご飯)とソース、またはアチャケ(ご飯)と揚げ魚(300円~)、②リ・グラ(50円)、③お昼を買うお金がないので、5円のお菓子を食べる、という3タイプに分かれた。(お昼が5円?!だったら私も食べたいと思ったが、なーんだお菓子か…)。

 

(この記事を書いていたら長くなってしまったので、後半は明日へ続きます)