このブログのもう一つのテーマ(あるいはメインテーマ?)であったはずの?温活。
読者の皆様はすでにご賢察済みかと思うが、全然はかどっていないんである。
だから温活の記事もあまり書けていない…。
体を温めることが温活。
ショウガを取る、腹巻や湯たんぽを使用する、靴下やレッグウォーマーを利用する、なんてのは毎日やっている。
靴下も短い物じゃなく、くるぶしが隠れるくらいの長さに心掛けている。
6月になっても、ちゃんと湯船に入って体を温めている。
なのに、私の体温は低いままだった。
「だった」と書いた。
これは、なんと、最近体温が少し上がりつつあるからである!
イエーイ!!
もしかすると、我が家の体温計が狂っている可能性もあるが?、今のところ体温が着実に上がっているように思われる。
どうやったのかと言いますと、もちろん、新しいことを始めてみたのです。
体温上昇に至った(と思われる)生活習慣変更のきっかけは、意外にも親のコロナワクチン接種だった。
どの自治体も多かれ少なかれ似たような状況だと思うが、高齢者を優先してワクチン接種を実施する、ということで、日本全国ですったもんだが発生した。
ワクチン接種日を予約するにあたり、電話もしくはネット予約が必須となった。
電話が市役所などに殺到し、つながらない事態が発生した。
ネットからなら、スムーズに予約できたのである。
しかし、スマホやパソコンのない高齢者、もしくはパソコンの使えない高齢者は、子どもや孫にやってもらうしかない。
他の多くの家族と同様に、我が家でも私が親のワクチン接種日を予約することになった。
そして接種日。
前日から親は、やれ体温計がないだの、具合が悪くなったらどうするんだだの、ドタバタしていた。
母は接種前の数日間もの間、「保険証がない」と家じゅうを探し回っていたようである。
結局、私が手伝うはめになった。
問診票に必要情報を記載することになった。
父はともかく、母はこの何十年か、歯医者以外へ行っていない。
「最後に医者に行ったのはいつ?」
と尋ねたところ、
「〇〇(私の弟)を出産したときが、(歯医者以外の)病院にかかった最後かなあ」
という。
出産は病気ではない。
おまけに、弟出産以降、まったく病院にお世話になっていないことになる。
一体どういうわけか?
ここで、私は母の体温を知った。
彼女は、36度何分だかが平熱だという。
それ以上も以下にも、この何十年もなっていないのだそうだ。
この時、私は母の健康の正体が少し分かったような気がした。
彼女が何十年も元気な理由。
それは、この体温を維持しているからなのではないか?
私の平熱はかなり低い。(だから体を温めているんだが)
「体温が1度上がれば、免疫力がかなりアップする」と聞いてから、こうやって温活にいそしんでいるというのに。
少しぐらい靴下を履いたからと言って、体温が急に上がるものでもない。
このしばらく、前述の方法でいろいろやってきたが、あまり劇的な効果が見られていない。
そうか…。何かもっと別の方法を考えなければ!と急に眼からうろこが落ちたように感じた。
運動は体温を上げるのに、非常に有効な方法の一つだ。
しかし、「毎日30分歩く」なんてのは、すでに一年以上やっている。
自宅から最寄り駅まで15分くらい歩くので、往復すればもう30分だ。
なので、これだけでは足りない。
もっと効果的な方法はないものか。
「体温を内側から上げる方法」をネットで探したり書店で健康本を立ち読みしたりして、しばらく過ぎた。
たいていの本に書いてあることは、もう大体やっている。
自分がまだやっていないことはないだろうか?
すると、ある一文が目に入った。
「体の筋肉を鍛えると、体温が上がる。筋肉の70%は下半身に集中しているので、筋トレをしたらよい」
あ!
実は、「体を温める方法」を調べまくり、ノートにメモしていたのだが、筋トレもそれに含まれていた。
なぜ、これだけやっていなかったのだろう?(理由は分かりません。怠け者?)
散歩しているから、体を動かしたつもりになっていたのかもしれない。
しかしいきなり「筋トレ」と言われても。
あんなこんな、すごい肉体改造みたいなのは遠慮したい…。
いや、肉体改造すべきなんだろうか?(←だんだん違う方向へ行き始めた)
悩んだ末、ジムに入らずとも自宅で簡単にできる筋トレから、まずやってみようと思った。
普段、筋トレなぞやっていない自分が、プロインストラクターの厳しい指導が受けられるようなすごいジムに入っても(もはや妄想)、どうせ長続きしないだろうし、腰が痛くなって終わりだろう、と思ったからだ。
そしたらただのお金の無駄だ。(結局そこに尽きる)
じゃあ、どんな筋トレが下半身を鍛えるのにいいかと、また調べてみた。
あれこれネット検索をした結果、自分に出来そうでしかも長続き出来そうな筋トレがあった。
それが、「スクワットを朝晩15回ずつ」というものだった。
15回とは、やってみるとちょうどいい回数だ。
朝に15回。夜寝る前に15回。一日30回だけ。
これが「スクワット5,000回×一日3回」だったら、とっくに投げ出していただろう。
やはり、初心者には飽きずに続けられる、適切な回数というものがあるんだなあ。
時折、夜にやるのを忘れて布団に入ってしまうこともあるが、
「あ、スクワット忘れた」
と起き出してやっている。15回だけなので、気楽にできてしまう。
こんな感じで、一日30回だけなんだが、スクワットを始めてから体温が少し上がったのである!!
普段、足の筋肉を鍛えていなかったので、少しの筋トレでも効果が大きいんだろうなあ。
なーんだ。
もっと早くやっていれば良かった。
もちろん、ほかの方法(腹巻、靴下、30分の散歩、入浴、ショウガ)はまだ続けていますよ。
見ていると、母は夏でも足が冷えないよう靴下を履いている。
こんな身近に、健康のお手本がいたわけです。
ちなみに、母はスクワットはやってません。
しかし、子どもの頃に山登りで鍛えた足と、現在もやっている山登りが体にいいみたいです。
体を動かすことに勝る健康法はないのかも、ですね。
私のように体温を上げたいと思っている方、だまされたと思ってぜひ下半身の筋トレをやってみてください。
普段、下半身の筋肉を鍛えていない方なら、すぐに効果が出ると思います。
スクワット開始後、私は10日間くらいで少しずつ体温が上昇してきました。
継続は力なりなので、続けてみようと思います。