毎年10月ごろになると、南アフリカではジャカランダの花が咲く。
ブラジルとか南半球では一般的な花だと聞いた。
南アフリカ人がよく言うのは、
「ジャカランダの花は、日本人にとっての桜のようなものだ。」
春になると、桜は日本全国で咲く。
南アフリカの春を彩る存在なのだ。
(「秋になると…春を彩る」って、秋なのか春なのか、分かりにくい表現ですね)
南半球の春は、北半球と季節が逆だ。
9月後半から10月くらいになると、南半球の春。
南半球に春が来た、と感じさせる花なのです。
ジャカランダの花は薄い紫色。
こんな感じ。
うす紫の花が町のあちこちで咲き始めると、春だなあと感じます。
ジャカランダの花におおわれた町は、夕暮れになるとかすみがかかったようになります。


毎度毎度、南アフリカについて記事を書くとき、たびたび治安の悪さをあげつらって申し訳ない。
しかし、海外勤務や海外旅行でいろいろな国へ行きましたが、「この国に家を買って永住してもいいかも」と私が思った唯一の国は、南アフリカなんですよ。
もちろん、他の国も魅力的です。
人が親切で犯罪が少ない?というと、やはりインドネシアに軍配が上がるかも。
アジアは、日本人にとっては住みやすいですよね。
食べ物がおいしい国は結構あります。
どの国も捨てがたい。
南アフリカの良さは、生活レベルが高くて自然が美しいことでしょうか。
ヨハネスブルクから香港またはシンガポールまで出れば、日本までそんなに遠くないのも魅力。
「アフリカは遠い」というイメージを覆す近さ?だと思います。
英語が通じるのもありがたい。
南アフリカ人の同僚たちは、
「犯罪なんか、どの国だってあるよ」
と言いますが、いやいや。
お宅の国の犯罪率、なかなかどうして群を抜いていますよ…。
でも、治安の悪さを補ってあまりある魅力が、南アフリカにはあるんだと思います。
南アフリカ観光局の回し者みたいですが、コロナが収まった後の旅行を検討するなら、ぜひアフリカ大陸はいかがでしょうか?
特に10月は、美しいジャカランダの花を見ることができます。
今週末は三連休の方も多いと思います
皆さんの秋の週末が、素晴らしいものでありますように。