オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

ジャカルタのとんかつ店

 

昨日は昼食にとんかつ定食を食べた。

結構前に「ロンドンのとんかつ店」という記事を書いたが、ジャカルタにもとんかつ店があった。

 

少し前に、都内の某とんかつ店に入った。

(とんかつばかり食べていると勘違いされると困るが、たまに食べたくなるのです)

その店は「ご飯、味噌汁、キャベツお代わり自由」だった。

 

「ロンドンの…」にも書いたが、その店で見かけた20代カップル。

味噌汁やご飯をお代わりし、食べ終わって出て行った。

キャベツは一切手を付けず。

 

なぜキャベツを食べないんだ?

私は、とんかつ店のキャベツはお代わりするくらい食べる。

千切りキャベツが添えられている理由は、揚げ物の消化を助けるためだ。

と、ぐだぐだ言っても仕方ないんだろう。

 

その後、別のとんかつ店でも、キャベツを全く食べない若者を見かけた。

キャベツは飾りだと思っているのだろうか?

それとも、野菜が苦手なだけだろうか?

 

とんかつ店で見かける30代以降の中高年?は、キャベツをもりもり食べている。

キャベツを残す中高年及び老人を見たことが無い。

やはり30代以降になれば健康に気を遣うようになり、野菜を積極的に食べるのだろうか。

 

野菜嫌いなのは、20代の若者の傾向なんだろうか?

と思っていたら、ジャカルタでもそうだった。

 

インドネシアイスラム教徒が多い国であるが、まったく豚肉を食べないわけではない。

ジャカルタにはとんかつ店がある。

ターゲットは豚肉を食べる人、つまり日本人や中華系、キリスト教徒等のインドネシア人だ。

 

ジャカルタは、人口の8割がイスラム教徒だ。

じゃあ、とんかつ店は客が入らないじゃないか、というと、そうではない。

豚肉が食べられないイスラム教徒が人口の大多数であるにもかかわらず、とんかつ店はいつもにぎわっている。

 

会社の昼食時間にとんかつ店へ行き、待ち時間が長くて入れなかったことも何度もあった。

意外にも、インドネシア人(中華系とか)が大挙してとんかつ店に押し寄せるのである。

 

私がジャカルタに着任したときは、昼食時に激混みでとんかつ店に入れない、ということはほとんど無かった。

しかし、この1、2年ほどは、待っている客が多すぎて入店をあきらめることがよくある。

日本だと、とんかつ店に毎日ランチ時間に行って、毎日入れない…ということはあまりないと思う。

ジャカルタでもとんかつ人気が上昇中なのかも。

 

ジャカルタとんかつ店も、当然ながら付け合わせはキャベツだ。

(しかし、お代わり不可。日本だけですよ、お茶やご飯、味噌汁やキャベツがお代わりできるのは)

 

とんかつ店に大挙して押しかけ、とんかつをもりもり食べているインドネシア人。

見ていると、20代くらいの若者は付け合わせのキャベツを丸残ししている。

 

おい!付け合わせのキャベツは食べるものなのじゃ!

と奴らの耳元で言いたい。

まさか、パセリのごとく「飾り」と思っているんじゃないだろうな。

20代の若者が野菜嫌いなのは、日本もインドネシアも同じなんでしょうか。

 

ジャカルタでランチにとんかつを食べると、お腹がふくれる。

とんかつも、昔の日本のように少し大きめ。

それに「ご飯少なめ」なんて気の利いた選択肢がない。

 

なのでよほど空腹でない限り、ジャカルタでは昼食にとんかつ定食を食べないようにしていた。

インドネシアは国民の平均年齢が25歳。

がっつり食べられて満足感の高いとんかつ店は、人気があるのかも。

 

(日本に帰国してとんかつ定食を頼んだら、とんかつが小さくなっていて逆にびっくりしました。

「小さめのとんかつ」という選択肢も出来ていた!

日本は平均年齢が45歳だけあって、さすが高齢者仕様の社会ですね)

 

で、ジャカルタの話に戻る。

昼食時間にとんかつ店へ行き、待っている客が多くて入れない悔しさを何度か味わう。

そして何日目かに、ようやくとんかつ店に入れたとする。

そこで目にするのは、すさまじい量のとんかつを食らう中国系インドネシア人たちだ。

カツ盛り合わせ、なんてのをテーブルに並べ、昼間から食うわ食うわ(しかし肉だけ)。

 

アメリカ人も座布団大のステーキをよく食べているが、ジャカルタの若者の食べっぷりはそれに負けず劣らず。

そのうち、インドネシアの大都会の若者はアメリカ人並みの体格になるだろう。

ああいう人たちが日本の「食べ放題」の店に来たら、店は採算が取れずつぶれるだろう。

 

ラマダン(断食期間)中は、どこのレストランもカーテンでおおわれる。

太陽が出ている間は、イスラム教徒は食事が出来ない。

だからなのか、どのレストランも食べ物を客が食べている様子をあまり見せないようにしているのだ。

 

とんかつ店も同様だ。

イスラム教徒であればとんかつ店には来ないので、なおさらとんかつ店は食事の風景を見せないように気を遣うのだろう。

 

でも、ラマダン中でももちろんレストランは営業している。

キリスト教徒や仏教徒は断食をせず、食事が出来るからだ。

でも、やはり断食期間中は、町が活気を失ったような感じになる。

 

ラマダン期間中のある日、私はよく行くとんかつ店へ足を向けた。

人出が少なければ、待たずに店に入れるかな、と思ったのだ。

 

とんかつ店へ行ったら、そこにはすでに待っている客が。

店内で食べる客ではなく、とんかつ弁当をテイクアウトする韓国人会社員たちだった。

空いているかと思いきや、甘かった…。

よく考えれば、韓国人も豚肉を食べる人種だった。

 

韓国人たちのとんかつを揚げるのに時間がかかるらしく、やはり私は待たされた。

結局いつ行っても同じじゃないか…。

 

それにしても、韓国人たちはちゃんと付け合わせのキャベツを食べるんだろうか(気になる)。

30代以降の韓国人は、やはり健康に気を遣っている人が多いようだ(個人的調査の結果ですが…)。

 

最近思うのは、「〇〇人」という国籍はその人の言動にはあまり関係ないかも。

むしろ世代によって言動が異なるんじゃないだろうか。

とんかつを例に挙げると、20代の若者は日本もインドネシアも肉ばかりよく食うし、30代以降の中年は日本も韓国もインドネシアも健康志向だ。

 

日本人でも、10代20代とはあいにくだが私は全然話が合わない。

しかし、相手がバハマ人だろうがナイジェリア人だろうがイギリス人だろうが、自分と同年代だと大体話が合うものだ。

 

なんてことを、とんかつを見ながら考えたのでした。

ところで、どうして昨日とんかつ屋へ行ったのかと言うと、本当はカキフライ定食が食べたかったのだ。

 

カキフライは日本ならではの食べ方だと思うが、カキが取れる国は結構ある。

アメリカとかセネガルとかフランスとか)

カキフライも世界に広まってほしいなあ、といつも思う。