オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

秋の味覚

 

秋になった。

サンマの漁獲量が年々少なくなっている気がする。

今年もサンマの水揚げが極端に少ないという報道を聞いた。

 

サンマが出回るのをずっと待っている。

私が一番好きな魚はサンマだ。

一年中、秋のサンマを楽しみにしている、と言ってもいいくらいだ。

今年のサンマの季節が終わると、来年のサンマを楽しみにして一年を過ごす。(←それは言い過ぎか…)

 

しかし、今年はどうしたわけか。

なかなか安売りにならないし、そもそもスーパーであまり見ない。

去年は冷凍、生ものどちらも鮮魚コーナーで見かけたし、買ったサンマを焼いておいしくいただいた。

 

ひるがえって今年。

私がサンマサンマと騒ぐので、家人がスーパーでサンマを買おうとした。

鮮魚コーナーには、やせ細ったサンマしか置いてなかったという。

今年は本当に不漁なんですなあ。

 

去年はサンマを炭火で焼いた。

我が家には、陶器で出来た大きな火鉢?がある。

下部には、空気が通るように穴が開いている。

これに炭を入れ、その上に網を置いて庭でサンマを焼くのです。

 

サンマでなくても構わない。

サバなんぞを焼くこともある。

肉でもいいのだ。

炭で焼くとなぜかおいしく感じられる。

 

コートジボアールにいたときも、料理用のガスがないときは炭で調理をしていた。

ニジェールでも道端で火をおこし、お茶を沸かした。

スペインでも野原で炭をおこしてパエリアを作った。

それを思い出しながら、日本でも炭火で魚を焼いている。

なんか、どこへ行っても同じようなことばっかりやってるな。

 

昨年のこと。

私が庭で炭をおこし、魚を焼いていると。

近所の猫がやってきた。

魚を焼く人間を興味深そうに見守っている。

 

しかし、焼き魚に手を出すことはない。

最近の猫はキャットフードを与えられているので、「おさかなくわえたドラ猫」なんて感じにはならないらしい。

牙を抜かれた、野性味のない猫なわけです。

 

今年は、サンマを待ちきれず(って、もう食べていてもおかしくない季節ですよ)、某定食店でサンマ定食をいただきました。

おお~確かにやせ細ったサンマだ。

こんなサンマしか取れなくなったのか。

残念。

 

この10年20年、サンマがおいしいことがとうとうバレたらしく、台湾や中国でサンマ消費量が激増したと聞いた。

多勢に無勢。

中国の船がサンマをさらっていってしまい、日本人の口には入らなくなるんだろうな。

 

これもまた最近聞くところによれば。

日本へ観光に来た中国人が、焼き肉店で「牛タン」のおいしさに気づき、中国で日本式焼き肉店をオープンするケースが増えたとか。

その結果、世界的に牛タン価格が上昇しているということだった。

 

そんな話を聞いていたさなか、インドネシア人の友人が最近やたらと連絡をくれる。

どうも、日本の秋の味覚「柿」が忘れがたいのだとか。

確かに、インドネシアでは柿は見かけなかったなあ。

柿の木をインドネシアに植えたらどうですかね?

と提案したい。

 

イタリアではCachiと書いて販売されていたので、欧州へは輸出されているのだと思う。

柿は生でもおいしいし、干し柿にしてもまた格別。

金沢には、干し柿の中にあんこが入ったお菓子がありましたよね。

秋にインドネシアへ旅行することがあれば、柿のお菓子をお土産に持って行ってあげるんだが。

 

サンマはやせ細ってはいたが、とりあえず今年は1本はいただきました。

リンゴ、柿、栗、かぼちゃ、サツマイモはかなりのヘビロテで食べとります。

栗は茨城県出身の方に何度かいただきました。

かぼちゃ、サツマイモは家庭菜園で作り、リンゴはケース買いいたしました。

 

リンゴについてはそのまま食べたり、甘く煮てアップルパイにしたり。

ピクルスにしてもおいしいし、マカロニサラダに入れてもシャキシャキしていてよろしい。

あっという間にひと箱食べてしまった。

 

今日は誘惑に負け、デパ地下で栗の入ったどら焼きを買ってしもうた。

帰宅して家族と食べましたが、どら焼きは秒で消えました。

 

そんなわけで、ほぼ毎日のようにジャカルタのルルちゃんと連絡を取っているのですが、常夏の国の人からすると、日本の秋冬がうらやましいそうです。

涼しくなって秋の味覚を楽しんだり、寒くなってアツアツの鍋物を楽しんだり、という季節ごとの楽しみが、インドネシアにはあまりないのだとか。

 

私からすると、インドネシアは一年中暑くて半袖でうらやましいですけどね。

まあ、ないものねだりってことですね。

 

先日、近所の方から焼きリンゴを2ついただきました。

紅玉と、もう一種類のリンゴの2種類(リンゴ名を忘れちゃいました)で作ったとか。

2つとも見た目は違うのですが、バターの香りがGood!

 

早速、その写真をルル先輩へ送ったところ、

「これ、何?」

と聞くので、私の写真の腕前が悪いのかな?と思いながら、

「焼きリンゴだよ」

と言ったところ、驚きの返事。

「焼きリンゴなんて食べたことが無い。」

 

なんですって?

リンゴはインドネシアにもあるじゃないの!

リンゴがあるのに、焼きリンゴというものを知らないのか。

なるほど…。

 

もしかすると、暑い国では焼きリンゴなんて暑くて食べられないのかもですね。

だから作らないのかも。

しかし、あれだけおしゃれなカフェがあるジャカルタなんだから、クーラーの利いたホテルで焼きリンゴのバニラアイス添えなんか出したら、食べる人はいるんじゃないかと思うが。

 

まあ、よく考えるとこれだけ食べる物のバラエティがあるのは日本だけかも。

煮リンゴとか焼きリンゴなんて、食べたことのない人の方が世界では多いでしょうね。

それを考えると、日本へ来る観光客の来日目的の一つが「食べ物」ってのも、まあ仕方ないことなのかも、です。

 

それにしても、サンマは頼むから取らないでくれ~と切に隣国にお願いしたい。

牛タンは季節ものじゃないからまだしも、サンマを奪われたら私の生きる楽しみは無い。(←それも言い過ぎ)

今年あと何回サンマを食べられるか、それが楽しみなんだから。