10月、11月は試験が目白押しだ。
今年は語学試験をアップデートしようと思い、スペイン語とフランス語の試験を受験することにした。
その上、「せっかくだから、語学試験以外の何か面白い試験を受けようかな?」と思い立った。
とはいえ、資格試験は星の数ほどある。
どうやって絞るか考えた。
そして、
「専門学校へ通ったり、講座を受講したりしなくても受験資格が得られるもので、自分でも出来そうなもの。
しかも興味が持てるもの」
のうちで、受験料がそんなに高くないものに絞ることにした。
まずは適当に、「受験資格不要の試験」を洗い出し、そこから興味が持てそうな試験をピックアップしてみた。
「情報セキュリティマネジメント」なんて資格は役に立ちそうだが、試験問題を見たら興味が持てなさそう…。
受験の明確な目的が無いのに、「語学以外の何か」を受験してみよう!
くらいの軽い気持ちでは、興味のない科目を勉強しても頭に入るわけがないですよね。
(好きな語学でさえ、もはや頭に入らなくなってきているんですから)
書店で、試験問題集をパラパラめくってみて、自分が面白いと思えるものを探す。
なかなか無いですね。(って、勉強が好きじゃないだけか…)
そして、危険物取扱者のテキスト&問題集を見たら、おお!
高校時代に得意科目だった化学があるではないか!
うーむ。
今の仕事に一切役に立たないと思うが…。
読むとわくわくする化学のページ。(物理は得意じゃなかったが…)
悩んだ末に、買ってしまった「乙種第4類」の試験問題。
「乙種」の試験範囲は、もちろん化学以外にも危険物の法令や消火の方法なども含まれる。
しかし、化学の分野は、ほぼ自分の趣味の世界。
たぶん、多くの社会人が「自分が本当に好きなものは何だろう」と一度は悩むんじゃないかな。
これから新しいことを始めるなら、今から全く知らない分野の勉強を始めるより、得意もしくは好きな分野を掘り起こした方が近道だろう、と思う。
じゃあ、どうやって自分の得意分野や夢中になれることを見つけるのか。
こんな方法を聞いたことがある。
まず1番めのやり方。
子どもの頃、好きだったことは自分の得意なものだ。
と聞いたことがある。
私は高校時代は地学、生物、化学が得意だった。
じゃあ、それが自分の得意なものか?というと、そこまでは自信が無いなあ。
中学の頃、あまり得意じゃなかった英語を使って仕事をしているのだから、人生とは分からんものだ。
得意なものを見つける第2の方法。
人に褒められたことを極める。
というもの。
これがねえ。
自慢じゃないが、無いんですよ。
「活動的だ」とか、性格や行動に関するほめ言葉はいただいたことがあるが、それ以外がねえ。
こんな感じで、「次にやる新しいこと」のとっかかりが無い状態です…。
そして、今月。
フランス語とスペイン語、乙種の試験及び他の試験も受験料を支払ってしまった。
10月と11月はほぼ毎週末、試験を受けなければならない。
よくもまあ、パズルのようにうまく試験日程をはめこんだものだ、と自分でも感心する。
でも、乙種のテキストを読むとつくづく思うのは、やっぱり好きな分野の勉強は楽しい。
仕事につながるかも、お金になるかも、というよこしまな?考えだと、なかなかやりたいことが無い。
何の役にも立たないが興味が持てることの方が、楽しく勉強できるものですね。
友人も、最近になってピアノの練習を再開したとか。
学生時代にブラバンでトランペットをやっていた友人も、市民オーケストラに入って演奏している。
子どもの頃にやって楽しかったものに、結局またたどり着くものなんですかね。
とにかく、今月と来月はほぼ毎週末、試験を受けまくる。
ここまで来たら、試験内容が頭に入るかどうかはさておき、本番で風邪を引かないようにするだけです!