ちょっと重い話題で恐縮です。
お世話になっている近所の方が、がんになった。
昨日の朝、その話を聞いて、ちょっと頭が真っ白になった。
激痛を訴え救急車で運ばれた後、この2,3か月で2度ほど入院されていた。
何の病気か分からないまま、何度も通院されていたのだそう。
大きな病院へ転院し、やっとがんが見つかったのだという。
親戚の方は近隣の市町村にお住いで、息子さんが一日おきくらいに泊まりにやってくる。
なので、ご年配の一人暮らしだが、大丈夫だろうと思っていた。
家族ではないのだが、毎日道でお目にかかる。
料理が上手でいつも何かご自宅で作り、それを我が家にいただくことが多い。
私もケーキを焼いた時におすそわけしたり、春巻きなどたくさん作ってしまった場合は「夕飯に」なんて差し上げることもあった。
いつもニコニコお元気そうだったので、病名を知って「そっか」としか思えなかった。
そのあと、何だか受け止めきれなくなり、私の方が寝込んでしまった(笑)。
やはり、大きなニュースは受け止める方も体力がいるらしい。
まあ、こういうことって予期せず突然来るものなんでしょうね。
実は、私は友人に2,3人、がんサバイバーがいる。
苦労して治療を重ね、寛解して今は元気に働いている。
友人たちからいろいろ話を聞いているので、私もかなり「がん」には詳しい。
なので、最近はがん治療が発達していることも分かってはいる。
もっというと。
十数年前に、かなり年上の友人ががんになった。
余命3か月と言われたが、頑張って4年生きた。
彼女のことはずっと忘れない。
十数年前は、まだがん治療も薬も、今ほど選択肢も少なく大変だったろう。
がんサバイバーの友人たちは、進化したがん治療の恩恵を受けて治った、ともいえる。
でもねえ。
いくら医療が発達しても、誰かがそうやって重い病気を背負ったという話を聞くのは、良い気分ではない。
話によれば、年末にかけて入院予定で、正月は帰宅できるかどうか不明とのこと。
病院での正月もわびしいものだろうなあ。
コロナで今は面会もなかなか許可されないし。
去年、今年とこういう社会状況で、何だか精神的にも肉体的にも疲れることが多い。
(皆さんもそうじゃないですか?)
なのに、年末になってさらに重たい気分になるとはなあ。
いつもとてもお世話になっているので、入院前に何かおいしいものでも食べてもらおうと思っている。
それも早めに設定しよう!
人生で伸ばし伸ばしにしておいていいことは何もない気がする。
やっぱり、「今」を楽しまなくては!
そう思って、ランチにお寿司でも誘おうかな?なんて思っている。
彼女が食事をおいしく食べられる、元気なうちに!
だって、私も少々疲れ気味なんですよ(年末だから、というだけでもなく)。
感染症の流行は500年に1度、なんて言われるが、どうして私の人生どんぴしゃりで「500年に1度」にあたるわけ?
なんて思ったこともたびたび。
う~ストレスがたまる!!
もう12月。
あと少しで2021年も終わりますね。
皆さんの年末が、温かく楽しいものでありますことを願います。
それに、何かおいしいものを食べながら、愛する人たちと楽しい時間を過ごされることを切にお祈りいたします。
やっぱり人と一緒に過ごす時間は不要不急ではなく、人生の必需品ですよ!