オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

ようやく1年

 

早いもので、2月8日(火)でブログ開始1年になる。

1年も続けられるとは思わなかった…。

この場で読者の皆さんに感謝をお伝えしたい。

つたないブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

誰かが読んでくださっていると思うと、疲れていても記事を書こうという気になる。

自分の楽しみ(ストレス発散?)のために始めたブログなのだが、一年書いてもさほど文章が上達しないことが分かった…(怠けているせい)

 

小説家の方は、日々さぞかし大変な努力をされているんだろう。(毎日書くのは本当に大変だと思う)

自分に出来ないことをやっている人には、ホント頭が下がる。

 

ところで。

小説家の西村賢太さんが亡くなった。

訃報をニュースで見て、目を疑った。

 

「え?彼の書いた追悼記事を読んだばかりだけど?」

 

石原慎太郎都知事の追悼文を、西村氏が読売新聞へ寄稿していた。

私は昨日かおととい、それを読んだばかりだったのだ。

 

間違いかと思ってニュースを二度見したが、やはりそうだった。

まだ亡くなるような年齢ではないので、驚いた。

(じゃあ「亡くなるような年齢」っていったい何歳なんだ)

つい最近まで元気に仕事をしていたのに、人間の人生とは本当に分からないものだ。

 

西村氏の過去のインタビューを読んで知った。

一家離散し、中卒で日雇い労働をしながら苦労されたのは知っていた。

しかし、40歳までそんな生活をしていたのだという。

 

すると作家になってから、そんなに時間が経ってないわけだ。

(確か享年54歳とか52歳とか(忘れたが)書いてあった気がする)

てことは、人生前半で40年間も苦労して、10年ちょいしか作家として活動していないのか…。

 

実は、私は氏の作品を読んだことはほとんどない。

氏がものすごい読書家というのは知っていたし、いつか氏の小説を読みたいと思っていた。

でもねえ。

図書館で氏の作品を借りようと思っても、なぜかいつも貸し出されている。

なので今までなかなかチャンスが無かったのだ!

 

西村氏の文章を読んだのは、石原元都知事の追悼文で多分まだ2度目。

当たり前だが作家さんだけあって、「文章がうまいなあ」と思った。

ますます「西村作品を読まにゃあ」と思っていた矢先。

 

何パラグラフか先に戻りますが、「人生、いつどうなるか分からない」のですね。

生活するためには小銭を稼がないといけないが(つまり仕事)、でもやりたいことはやったほうがいい。

 

まあ、私が本ブログを始めた理由も、「やりたいことをやろう」と思いついたからなんですけども。

 

「何か記事を書いて発信してみたいな」という気持ちは長年持っていました。

以前の記事にも書きましたが、医者から「あなたの人生、もうすぐ終わるよ」的なことを言われました。

そんなことを言われてもねえ。

まだお迎えが来る年齢じゃないだろ。

 

でも、人間って遅かれ早かれ、あっちの世界へ行くわけですよ。

死なない人なんていない。

 

そんなことを考える中で、「やりたいことをやっておこう」と思ったのです。

それで、このブログを始めました。

どうだ!

1年経ってもまだ生きてるぞ!(エラそう)

 

まあ、医学の進歩もすごいですよね。

だから私も元気になったんですけど。

 

医者曰く、「人生の最後に患者さんが後悔するのは、やり残したこと」なんだそう。

「やったけど失敗したこと」は後悔が無いんだそうです。

そりゃ分かるなあ。

 

私も自分の人生で、意に染まないことをやらなければならない場面がたくさんあったし、今もある。

でも、今振り返ってみると、案外やってよかったものもある。

食わず嫌いではなく、そういう流れが来たら乗ってみるのもいいかも。

 

ブログを始めて後悔はありません。

時々サボりますが、楽しく記事を書いています。

今年はコロナが収束しそうだし、早く海外へ行きたいですね!

そして300年くらい生き続けてやるぞ。

 

さて。

文学オタク心を刺激される本を久しぶりに読みたい。

というわけで、西村賢太作品を借りるべく、なるべく早く図書館へ行こう…と考えております。

こういう日々が重なって、自分の人生を作って行くのだろうな。