オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

コメ

 

諸事情により、小麦の価格が高騰している。

「コメを食べてほしい」と農水大臣も言っておる。

確かに、小麦粉価格、上がりましたねえ。

 

「コメを食べよう」

私も常々そう思ってきました。ホントですよ。

 

いや、私だって小麦粉には毎日お世話になっている。

うどん、パスタ、パン、お菓子等々。

しかし、コメについては「もっとおいしい料理法を知りたい」とずっと思ってきた。

我が家では、コメは「炊飯器で炊く」くらいしかやってないからだ。

 

コメが健康にいいのは知っている。

アレルギーの原因の一つであるグルテンは、小麦粉に多く含まれているとか聞く。

海外の友人たちも、「娘が小麦粉がダメで」なんてよく言っているし。

じゃあコメを食べたらいいんだが、どうやったらおいしく食べられるんだろう。

とずっと思ってきた。

 

日本はコメ文化だが、私は昔、小麦に憧れていた。

学生時代にアメリカで見た、地平線まで続く小麦畑。

すごいなあ~と思ったことを覚えている。

小麦畑にはロマン?がある。

 

しかし、社会人になって旅行したインドで見た水田(もちろんコメだ)。

青々とした稲が風にそよいでいた。

「アジアはコメ文化なんだなあ」と思った記憶がある。

高温多湿のアジアに、稲作が適しているんでしょうね。

 

この度の小麦騒動。

2月24日から始まったウクライナ戦争も影響している。

それで、ちょいと調べてみた。

 

ウクライナは小麦生産量世界シェアの3割を占めているそうだ。

そりゃ、そんな穀物生産国で戦争が始まったら困るよなあ。

 

おまけに戦争開始のタイミングが悪い。

同国では大麦の作付けが3月から、トウモロコシ、大豆、ひまわりについては4月から作付けが始まるんだそうだ。

 

ってことは、ウクライナ農家の視点から見ると。

2月下旬から戦争を開始されたら、食料生産が出来ないじゃないか!

もしや食料生産に影響を与えそうな時期をわざわざ選んだのか?

と勘ぐってしまう。

 

3月11日の時点で、ゼレンスキー大統領は「ロシアに占領された地域であっても、小麦の作付けを行うよう」指示を出している。

畑に爆弾が無いかどうか、いちいち兵士に確認を頼んでから農作業をしている農家さんたちが気の毒だ。

おまけに、小麦を収穫しても輸出するのがねえ。

 

で、コメだ。

 

「コメを食え」という農相の言い分も分かる。

私だってそう思うよ。

米粉とかコメ加工品がもっと一般的だったら、コメ消費量も増えると思うんだけどね。

 

じゃあ、どうしてコメ加工品が少ないのか?

それが気になる。

そんな話を友人とした後に、これも調べてみた。

 

すると分かったこと。

小麦もコメも、食用にするには外側の固い殻を取り除く必要がある。

小麦の食用部分はやわらかいので、殻を取り除く際に割れてしまう。

なので、小麦は殻ごと粉砕し、ふるいにかけて殻を取り除き、粉として食するという方法が向いているのだという。

つまり小麦を食べようと思うと、粉にせざるを得ないわけだ。

 

反対にコメの食用部分は固いので、殻を精米して取り除いても、その間に壊れることはない。

なので、粒で食べることが出来るのだそうだ。

知らなかった。

 

でもさあ。

私の知りたいことはそれだけじゃない。

ベトナムビーフンとかフォーとか春巻きとか、コメを粉にして食べているじゃないの。

それだよそれ。

「コメは固いので粒で食べる」とか言うけど、砕いて粉にして食べている国もあるんだよ。

 

というわけで、コメ料理を調べた(←結局知りたいのはそこだ)。

他の国は、どうやってコメを食べているのか。

 

イタリアのリゾット(私は最近よく作ってます)。

トルコのピラフ(アフガニスタンウズベキスタンなどあの辺はピラフ文化らしい)。

ジャマイカの豆ごはん(キューバとかあの辺も似たような料理がある)。

カナダのスパイシーロール(日本の巻きずしだが…)。

 

アフリカのコメ料理は、私には大変なじみがある“ぶっかけご飯”が多い。

コメを炊いて、おかずのシチューをかける方式。

あるいはセネガルのチェブジェンみたいな炊き込みご飯方式。

 

こうやってみるとアジア以外の国は、

 

1.炊き込みご飯(ピラフもここに入る)、

2.ぶっかけご飯(コメを別に炊き、おかずをかける)、

3.おかゆまたは煮込み系、

4.それ以外(コメをミルクで炊くお菓子等)、

 

という料理方法が多いようだ。

つまり、基本的には「コメを粒で食べる」正統派だ。

 

どの国の料理もおいしそうなんだが。

私が知りたいのは「コメを粒で食べる以外の料理法」だ。

 

ベトナムならコメを麺にしたり、ライスペーパーにしたりしてコメを消費するじゃないか!

「どうやってコメをおいしく消費するか」の楽しいアイデアは、アジアにあるんじゃないかと期待。

そこで「アジアのコメ料理」をネット検索してみた。

 

コメ大国といえば、ミャンマーだ。

日本人の3倍はコメを消費しているという。

ライスヌードルはもちろん、コメから作った上新粉お好み焼きも作るそうで。

 

米粉お好み焼き。

ほらね。

つまり粉になれば、粒で食べるよりも料理法が広がるわけだ。

 

タイのパッタイ。(麺はコメ粉100%!)

スリランカには、米粉ココナツミルクで溶き、薄く延ばして焼いて食べる朝食があるんだそうだ(おいしそう!)。

 

 

私がいたインドネシアでは、有名な料理はナシゴレン(つまりチャーハン)だ。

しかし、ロントン(コメをついて作った餅をちまきにしたもの)とか、ブブール(おかゆ)、ビーフンなんかもある。

コメを加工して食べるのは得意なのだ。

 

ちなみにインドネシア人のコメ消費量は世界第3位だ。

日本人が一年間に消費するコメの量は54キロだそうだが、インドネシア人は140キロ。

 

まだ行ったことのないラオスも調べてみた。

ラオスはもち米が主食なんだそう。

「カオ・○○」という料理がたくさんあるのだが、「カオ」とは「コメ」という意味らしい。

ってことは、コメ料理がたくさんあるんでしょうね。

 

そして我らが日本だ。

コメのせんべい、あられ、餅、酒、米酢、味噌、ぬか漬け。

コメ大国、といっても言い過ぎではない。

 

同様に、コメ大国・ベトナム

前出の「フォー」「ライスペーパー」以外にも、おこわがおいしいようだ。

そういやあ、昔台湾の人からいただいたお手製の「台湾おこわ」がめっちゃ美味しかった。

 

話は脱線するが、ベトナムライスペーパー

なんと、ベトナム戦争の時に発明されたそうです。

 

お米を煮炊きすると煙が上がって、敵に居場所を悟られてしまう。

なので、ライスペーパーで野菜等具材を巻くだけにすれば、火を使わずに食事が出来る。

うーん、すごい発明ですね。

 

これも全く余談ですが、ベトナムの屋台で食べられるのが「ライスペーパーのピザ」だそう。

作り方も簡単。

 

1.フライパンにライスペーパーを敷き、熱する。

2.ライスペーパーにマヨネーズを塗り広げる。

3.具材(干しエビ、ネギ、ウインナー、ひき肉、チーズなど何でも)をのせる。

4.溶き卵を回しかけ、全体になじませるように広げる。

5.スイートチリソースをかけ、半分に折りたたむ。

 

以上。

溶き卵とマヨネーズで、ライスペーパーがしっとりするみたいです。

 

脱線しまくりましたが、「コメをどうやっておいしく食べるか」の私の旅も終了。

どうでもいいが、昔、コメ騒動が日本にもあった(大正時代(1918年)のことじゃないですよ)。

1993年のことだ。

平成ですよ。

 

フィリピンのピナツボ山が大噴火し、火山灰が地球を覆ったとかで、記録的冷害になった。

コメが取れなくなり、日本はタイ等海外からコメを輸入した。

 

しかしですよ。

「日本人の口に合わない」とか言って、タイ米が大量にごみに捨てられるというケースも発生したのだ。

私は「食べ物を(しかも買ったヤツ)を捨てるなんて!」と大ショックを受けた。

タイ人は、そのコメを食べているのにねえ…。

お金を払って輸入したコメを捨てるなんて、日本人はどんだけ金持ちなんだよ。

 

でも、今回の騒動は小麦不足というだけだ。

コメは不作なわけじゃないので、コメのおいしい食べ方を工夫すればいいだけだ。

なので、世界のおいしそうなコメ料理を検索してみたのだ。

作ってみたい料理がたくさんあるので、これから「もどき」を作ってみようと思っている。

 

前回のコメ騒動から約30年。

他国で何かが起きると、食料不足が日本へも必ず波及する。

 

日本も「コメ食え」とか言ってるだけじゃなくて、そろそろ食料自給率を上げることに真剣に取り組んだ方がよさそうなんだけどなあ。

私は個人的にワインづくりに興味がある。

なので、土地を借りてブドウ作りをやってみたいのだ。(食べ物じゃないけど)

退職後の夢に取ってあるが、ホントは体力のあるうちに始めた方がいいのかもね。