オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

ラテマネー

 

「いかにしてお金を貯めるか」

というのは、全世界、全人類共通の普遍的テーマだ。

 

私も倹約をしなくてはと思っているのだが、ついつい忘れがち。

たま~に、

「はっ!そうだ!お金を貯めなくては!」

と思い出す、といった具合だ。

 

先日、「ラテマネー」という単語を知った。

読者の皆さんも耳にしたことがあるかもしれない。

たぶん、こんな文脈で。

 

「毎日出勤時に買うカフェラテも、積もり積もればそれなりの金額を支払っていることになる。

なので、毎朝のカフェラテを買わない(あるいは買う頻度を減らす)だけで節約になる。」

 

つまり、ラテマネーとは、カフェラテに毎日費やしている少額のお金のことである。

少額と言えど「ちりつも」で、ロングランでは結構な額になるはず。

 

誰か、私の出勤を物陰から見ていたんだろうか?

私は、まさに「毎朝出勤時にカフェラテを買う」人間なのである。

(厳密に言うと「ブラックコーヒーにミルクを入れ」ているんだが…)

 

通勤途中にコンビニFがある。

コーヒーを購入すると、「コーヒーカード」にスタンプが押される。

スタンプが一杯になったら、アイスかホットのコーヒーSサイズが無料になる。

これを目当てにせっせと買っている。(←思いっきりお店のカモになっている)

 

もし仮に「うわ、電車に間に合わない!」と駅まで走り、Fに立ち寄ることが出来なくても心配無用だ。

職場の近くにはコンビニSがある。

ここのコーヒーは美味しいので、ここで購入することもある。

 

たまに専門店で買うこともあるが、たいていコンビニだ。

コンビニのコーヒーは専門店で買うよりははるかに安いから、ま、大した金額じゃないだろう。

 

しかし、「ラテマネー」という言葉を耳にしてから気になる。

一体私はカフェラテ(カフェラテじゃないが…)にいくら使っているんだろう。

家計簿(一応つけている)で調べてみる。

 

う!                                                                                                                                       

私は一か月あたり、なんと◎◎円もコーヒーに費やしている!(←恥ずかしくてここに書けない)

 

敗因。

たくさんある。

コーヒーついでにおいしそうなパンを買った、みたいな「ついで買い」も結構ある。

 

だめじゃん。

典型的な「ラテマネーでお金が貯まらない人」じゃん。

 

というわけで、朝にコーヒーを買うのをやめてみた。

しばらくして家計簿を見直すと、確かに節約効果がある。

 

しかし、何かが足りない。

仕事前にコーヒーを飲むのが習慣なので、朝にコーヒーを飲まないと仕事に取りかかれないのだ。

どうしたらいいんだ。

 

お昼休憩にお弁当を食べながら、この「ラテマネー」をめぐる自助努力を同僚たちに話した。

なんとか「ラテマネー」を圧縮して倹約したいんだけどね、という話をした。

すると、同僚たちは誰しもが何らかの貯金術に挑戦していることが分かった。

 

同僚のAさんは「週のうち、1日は全くお金を使わない日」を設けているのだという。

つまり、月に4日は「お金を使わない」ようにしているのだそうだ。

 

おお。

いいことを聞いた。

その倹約術、やってみよう。

 

コーヒーを完全にやめるのは難しそうだが、「お金を使わない日を毎週1日だけ設ける」ならできそうだ。

1週間のうち、1日だけでいいならダイエットのようなものだ。

なめてかかっていたら、これが難しかった。

 

電車は定期券があるので切符を買う必要はないとして。

まずコンビニでコーヒーを買いそうになる。

我慢して出勤する。

 

会社の自販機で飲み物を買いそうになる。

買わないで済ませるため、お茶を自宅から持参する。

ランチも買わずに済むよう、自宅から弁当も持参する。

 

終業後、様々な誘惑を振り切り、まっすぐ帰る。

しかしうっかり「あ、家に卵が無いや」なんて思い出すと、足はスーパーへ向かってしまう。

「お金を使える場所」へ行ってしまったら、このゲームの負けだ。

 

やってみると、毎週一日だけ「お金を使わない日」を設けるのは思ったより難しい。

月に1日、「お金を使わない日」を設けるだけでも大変だ。

 

このゲームの効果。

無駄な出費を削減というのもあるが、「ふだん無意識にお金を使ってしまっている自分」に気づくことだ。

「お金を使わない日」がちゃんと出来ているAさん、すごいわ…。

 

同僚B氏は諸カード類や電子マネーの使用を極力避け、現金勝負にすると言っていた。

現金だと「お金を使ってしまった罪悪感」をより感じられる。

というのが彼の理由だ。

 

お金を使う罪悪感か…。(もうすでに味わっているけど)

現金勝負も、倹約意識の醸成に効果ありそうだ。

やってみよう。

 

このゲームにはプラスアルファがある。

テレビで女優のHさんが言っていた。

「ふだん、私は財布に2千円くらいしか入れていないんですよ。」

 

なんですって?

女優なのに2千円?

いや、女優のように不安定な収入だからこそ、無駄遣いしないよう財布にお金を入れておかないんだろう。

 

現金だけで勝負。

そして財布に入れる現金も少なく。

ラテマネーで貯金を垂れ流している場合ではないぞ。

 

B氏方式の「現金勝負」「財布に入れる現金は少なく」は、なかなか強烈な節約効果があった。

やはり、「持っていなければ使わない」のである。

 

財布に2千円しかないことを忘れ、店に入ってついつい何かを買いそうになる。

気に入った商品をレジへ持っていこうとして、はたと気づく。

 

「しまった、2千円しか持っていないんだった!」

 

このゲームの禁じ手はカードだ。

しかしカードを使ったらそこでゲーム終了。

なんのためにこのゲームをしている?

節約だったよね?

 

さんざん逡巡した末、商品購入を断念する。

でも、そんなに悲壮感はない。

 

よく考えれば、「似たような物が家にある」「あれで代替可能」「これは今すぐ必要ない」と思うからだ。

ってことは、2千円以上財布に入っている時は、かなり無計画に買ってるわけだな。

反省。

 

この方法を続けているうちに、無駄なものを買わなくなってきた。

しめしめ、B氏の倹約術、効果あるじゃん。

私は調子に乗って財布に入れるお金をさらに減らした。

 

そんなある日。

「たまにはお昼に一緒に行こうよ。」

同僚に誘われた。

うん、いいね。

 

今朝は疲れていてお弁当を作成する余裕が無かった。

たまにはみんなと楽しく食べたいな。

 

そう思って財布を見たら、176円しか入っていなかった。

 

慌てて職場近くのATMでお金をおろし、同僚とのランチに合流した。

やっぱ、ちょっと倹約のやり過ぎだろうか?

一瞬そう思ったが、特段反省もしなかった。

 

また別の日。

終業時間間際に仕事が舞い込んできて、残業する羽目になった。

 

終電前に何とか仕事を終わらせ、へとへとになって帰宅。

最寄り駅に到着したが、夕食を食べていないので飢餓状態である。

スーパーもこの時間はとっくに閉まっている。

 

仕方なく、コンビニに寄った。

この時間、夕食を食べるのは体に悪いのは分かっている。

でもカップラーメンくらい食べないと、あまりに空腹過ぎて眠れない。

 

胃にもたれないカップラーメン、無いかな。

空腹を満たせれば何でもいいや。

 

そして、食欲をそそる包装のカップラーメンを手に取り、レジへ向かった。

む?待てよ。(足が止まる)

今日はお金を持っていたっけ?(いやな予感)

 

いくらお金を財布に入れていないとしても、500円玉くらいあるでしょ。

それくらいあればカップラーメン1つくらい買えるだろう。

 

内心焦りつつ、カバンを開け、財布を取り出す。

財布を開けて、思わず二度見した。

なんと、47円しか入っていない。

脱力した。

 

一体いつからこういう状態なんだよ…。

この期に及んでこれかい…。

これで今日一日、職場まで行って仕事してきたわけか。

 

もし帰り道に強盗に襲われて「金を出せ」と言われても、あるだけの47円を差し出すしかない。

「これしかないのか?お前、ふざけんなよ」と逆上されても困る。

私だって困ってるんだよ、100円すら無いんだから。(←逆ギレ)

 

コンビニの片隅のATMで、急遽お金をおろしたことは言うまでもない。

その時、時間外だかで手数料も取られた。

無駄な出費になってしまったわけである。

 

というわけで。

AさんやB氏の節約術。

倹約生活にかなりの効果があることを、身をもって体験した。

 

結論。

でもさ、なんでもやり過ぎはいかん、やり過ぎは。

 

失敗を経てよく分かった。

節約するのに最も手っ取り早い方法は、「そもそもお金を持たない」ことだ。

無ければ使わない。

 

こんな荒療治?のおかげで、ラテマネーの圧縮がかなり出来るようになった。

ダイエットと同じで、節約もやり過ぎると体や精神に悪いんですけどね。

適度に細々と継続するのがおススメです。