オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

ようやく簿記の試験が終わった。

 

ようやく簿記の試験が終わった。

(試験がどうだったか、は聞かないでください…。

仕事しながら全く異業種の勉強をするのは難しい、ということが身にしみた。

とだけお伝えしておきます)

 

年内最後の試験である。

今年は(去年もだが)、コロナで旅行に行けなかったので、ひたすら資格試験を取ることに専念した。

おかげで?いくつか新しい資格が増えた。

 

もちろん、受験したが不合格だったのも数多い。

「下手な鉄砲も…」とむやみやたらに?鉄砲を撃ちまくり、いくつかはまぐれで当たり、残りは無残に散った、というわけだ。

 

で、今年最後の試験、日商なんとか簿記を受けたのだ。

試験内容は勉強不足がたたったので、まあ置いといて。

隣の自治体の商業高校が試験会場だった。

 

私は普通高校出身なので、商業高校というものへ行ったことが無い。

どんな高校なんだ…とワクワク感もあった。

こういう公的試験でもない限り、見知らぬ高校へ入る用事はないもんね。

 

商工会議所で簿記検定を申し込んだ際に言われた。

 

「グーグルマップとかで最寄駅からの経路を探せば、到着しますよ。」

 

会場である商業高校を知らない、と私が言った時の商工会議所担当者の言葉だ。

グーグルマップねえ。

分かりました。

 

試験当日。

早朝の時間だが、駅には試験を受けるらしき高校生たちの姿がちらほら。

なんだ、簿記って若者が受験するものなのか~。

 

この年齢で若者に交じって受験する恥ずかしさを覚えるが、ま、仕方ない。

道順が分からないが、高校生たちの後ろにくっついて移動すればいいんじゃないかと思いつく。

 

しかし。

駅のトイレに入っている間に、高校生たちの姿が消えた。

しまった。

仕方なく、商工会議所担当者の指示通り、グーグルマップで高校方面へ歩き出す。

 

しばらく歩き続けると、前方に野球部らしき男子高校生の一群が。

やれやれ。

彼らについていけば目的地へたどり着くはず。

 

と、つかず離れず(男子高校生の足は速い)、必死に彼らについていくと商業高校があった。

彼らは野球部の部室方面へ向かい、私は一人で職員玄関へ(そっちが入り口だった)。

 

あ~高校ってこんな感じだったよね!

薄暗い玄関、並んだ下駄箱、うわばきに履き替えるためのすのこ。

なつかしいですねえ~。

 

なつかしさをかみしめつつ来客用スリッパに履き替え、職員玄関から中へ入る。

む?

『簿記試験会場は2階』と張り紙。

そう来るか…。

 

階段を上り始めて気づいた。

スリッパが脱げそうで、階段を昇るのがやっかいだ。

エレベーター、エレベーター…。

 

と探して気づいた。

そういやあ、普通の公立の学校はエレベーターなんてものはなかったよね。

第一、2階へ行くくらいでエレベーターなんて、使わないよね。

 

仕方なく、脱げそうなスリッパと悪戦苦闘しながら2階へ行く。

2階へ到着すると、また張り紙。

 

『受験番号〇番から×番は3階の会場です』

なんですと?

 

私の受験番号は、その番号の範囲にあった。

大変な思いをして?(2階くらいで息切れするなよ)、ここまで上がったのに。

くっそ~。

また脱げそうなスリッパと格闘しながら、最後は手すりにすがって3階へ。

 

ようやく3階。

見ると、試験会場はそこではなく、そこから渡り廊下で別棟へ行く必要があった。

まだ先かいな…。(←途方に暮れる)

 

渡り廊下を経由して別棟へ行く。

妙な小スペースがあり、小さい階段で降り、また小さい階段で上がる。

2つの建物をつなぎ合わせたときに、こんな感じになっちゃったんだろう。

それにしても、玄関から会場まで遠くないかい?(←もう疲労

 

うろうろすることしばし。

ようやく自分が受験する教室を見つける。

いや、ここまで来るのに疲れたよ。

 

懐かしい机と椅子が教室内に並んでいる。

すでに受験生が2,3人来ていた。

自分の番号を見つけて、どっかり座る。

あ~試験前に一仕事やりとげた感。

 

これしきの移動で、もう足が上がらなくなっている。

そういやあ通勤時、ちょっと疲れるとすぐにエレベーターを使ってしまうからなあ。

反省。

 

高校生は毎日、あの階段を上り下りしているんだからして。

手すりやらエレベーターやらが必要なんて、体力がなくなったものだ。

あーあ、高校時代(の体力と気力)に戻りたい。

 

そんなことを思いながらの1時間でした。

帰宅してスマホの万歩計を見たら、一日に必要な歩数を軽く上回っていた。

高校へ行っただけ(そして校内を歩き回っただけ)で、そんなに歩いたのか!

 

いくら高校生は脱げないうわばきを履いているといってもねえ。(うわばきのせい?)

やっぱり体力が違いますよ。

中年の先生方は、校内を移動するだけでも私みたく疲れるんだろうなあ。

 

私は自分で言うのもなんだが、勉強が好きだ。

が、今回、高校へ行って高校生を見て、「あ~やっぱり若さには勝てん」と思った。

あの頃、簿記を勉強していたらなあ。

こんなに苦労して3階まで息を切らして昇ったり、受験料金を無駄にしたりすることはなかっただろう。

 

よく、「人生で一番若いのは今だ」とか聞く。

これからどんどん年を取るのだもの、そりゃ今が一番若いですよ。

今更なんだが、やっぱり「やりたいことはすぐやった方がいい」としか言いようがない。

 

余談ですが、私は20代、30代の頃、「年を取ったらこういう仕事がしたいな」と思っていたことがある。

しかし、今、この年齢になってみて思う。

「年取ったら、って何歳のこと?」

 

「年を取ったら」なんて言わずに20代の頃からやりたいことを始めていたら、今頃はその道のエキスパートになっていたはず。

そう思うと、人生は一回きりなのに待ち過ぎたな、と後悔しきりだ。

 

先日、テレビ番組「マツコの知らない世界」にNight Tempoさんが出演していた。

彼は30歳までは(さほどやりたくもない)SEとして働いていたとか。

そして、「もう十分働いた。これからは好きなことをやろう」とキャリアチェンジしたらしい。

 

あ~。

それを聞いて思った。

やっぱ30歳くらいですかね?

人生を変えるタイミングって。

 

私なんて超保守的だから、何歳になろうが「生活費を稼ぐためには嫌なことでもやるしかない」と思うタイプだ。

こういうタイプなので、やりたいことがあってもそっちへ100%シフトすることは出来ない。

この年齢になって小出しに?やりたいことをやり始めている。

 

簿記もその一つ。

子どものころから「あなたには算数は向いていない」「数字に弱いでしょ」と言われ、算数に苦手意識があった。

なので、社会人になって経理をちょっとやったら、案外楽しくて驚いたのだ。

 

「自分はどうせ〇〇は向いていない」とか、決めつけない方がいいのかもですね。

やりたいことがあったら、「年取ったらやろう」と伸ばし伸ばしにせず、思いついたらすぐ行動したほうがいいかも。

この2つは、自分の人生の最大の反省点だ。

 

高校へ行って、高校時代を思い出すほどセンチメンタルではない私。

しかし、「もっといい人生に出来たはずだなあ」という悔恨はある。

これから、いい人生にするしかないですね。

 

まあ、でも人生において無駄なことはないと思う。

今まで(やりたくない仕事であっても)働いてきたからこそ、学んだこともあったしね。

と、自分をなぐさめることにする。

 

これから以降、年内はもう試験の予定はない。

久々に「帰宅後に勉強しなくていい」という生活に戻ることになる。

なんか、それも新鮮でよいですな。

 

去年から常に何か勉強し続けてきた。

だから、何もしていないと怠けている気分になってしまう。

今度は階段で息切れしないよう、「筋トレ」なんかどうでしょう?

結局、何かやってないとダメな貧乏性だというだけみたいですね。