オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

クリスマスプレゼント

 

またこの季節がやってきた。

 

私は毎年、ドイツのマルちゃんとプレゼント交換をしている。

いつから始まったか記憶にない。

しかし、なぜか誕生日ではなく、クリスマスにプレゼント交換をすることになっている。

 

プレゼント選びは秋から始まる(私は、ですが)。

日本→欧州への航空便貨物は、12月に入ると激混みになる。

なので、遅くても12月1日には小包を発送する。

 

マルちゃん曰く、

「日本の郵便局は優秀なので、今年も4日間で着いたわよ!」

 

そして、日本から届いた小包の消印を見て驚いただの、自分の送ったプレゼントが24日までに届くか不安だの、そんな話をする。

というのが、毎年の定番になっていた。

 

毎年彼女から「日本からは4日間で着く」と聞いていたので、昨年は気がゆるんだ。

「4日間で着くなら、12月が始まってから送っても大丈夫だな!」

そう思っていたら、甘かった。

 

12月に入ってからようやくプレゼントを買い、箱に詰め、郵便局へ持って行った。

すると、郵便局員は困ったような笑顔を向けながら言った。

 

「コロナでフライトがかなり減便されていましてね。

クリスマスには間に合うかどうか」

 

コロナかい!

 

「日本からドイツまで4日間で小包が到着する」

のは、フライトが通常運行されていて、郵便局員や配送トラックの運ちゃんが普通に仕事している場合に限る、という条件付きだったわけだ。

なーるーほーど…。

 

フライト減便とは、思いつかなかった(←ちょっと考えればわかるはずだが…)。

仕方ない。

一縷の望みを託して、小包を日本から送り出した。

奇跡が起きて、クリスマス(もしくは26日でもいい)にドイツに到着しないかな、と願いつつ。

 

そして。

私の小包は、いつまで経ってもマルちゃん宅へ届かなかった。

心配したマルちゃんから連絡があった。

 

「毎年クリスマス前にはついているんだけどね。

まだついてないよ、どうしたんだろ。」

 

マルちゃんは、以前インドネシアから私が小包を送った時に、郵便局に呼び出されたことがある。

小包配達時に自宅に不在だったらしい。

小包を郵便局へ引き取りに来るよう、自宅へ電話があったのだそうだ。

 

「お宅、インドネシアに何か関わりが?」

 

と聞かれて、すぐに思い出せなかったという。

 

会社がインドネシアと取引あったっけ?

うち、誰か親戚がインドネシアにいたっけ?

まさか密輸…?

 

インドネシアインドネシア…と考え、もしやと私のことを思い出した。

すると、想定通り私からの小包だった、というわけ。

(中身がラーメンだったってのも、いろいろ聞かれる理由だったみたいです、スマン)。

 

なので、去年私からの小包がなかなか到着しないので、もしやまた郵便局に呼び出されるんでは?

と心配していたらしい。

でも、理由は単純。

私が小包を送るのが遅れただけなんですよ。

重ね重ね、すみません…。

 

で、そういう時に限ってマルちゃんが張り切って、めっちゃ早く小包を送ってきたのだ。

いつも私の方が早いのだが、どうしたんだマルちゃん…。

 

という顛末があった。

このブログにも、彼女がはちみつとかいろいろ送ってきた記事を書いたので、記憶にある読者の方もいるかもしれない。

 

そして今年。

最近、私はパズルにはまっている。

今までヒマになるとパソコンでゲームをしていたのだが、目を酷使しすぎた。

 

仕事でも家でも、パソコンの画面をずっと見ている。

いかんいかん。

何か画面を見ないヒマつぶしを考えねば…。

と思い、叔母からもらったパズルを始めたら、案外ヒマつぶしになった。

 

調子に乗ってパズルを次々に買い、ヒマさえあればパズルをやるようになったのだ。

(てか、パズルやるヒマがあったらブログ書けよ…)。

こんな感じで、マルちゃんへのプレゼントの一つはパズルにした(←相手の欲しいものじゃないけど)。

 

マルちゃん宅は4人家族だ。

なので、小包には家族4人で分けられるよう4つの物を入れている。

(面倒なときはチョコ大袋とかでごまかしているが)。

パズル1つを買った。

あと3つ、何か小さいものが欲しい。

 

何年もプレゼント交換しているので、たいていの(軽い)ものは送った。

日本風の風呂敷とか、扇子とか、本のしおり、お茶、抹茶チョコ等々…。

ほかに何か喜ばれそうなプレゼントはないだろうか?

 

だいたい、ドイツは先進国だからたいていのものはある。

マフラー、靴下、毛糸の帽子なんかも送ったことがある。

またマフラー?って思われるのもなあ。

 

プレゼントのアイデアが尽きたため、選ぶのを放置している。

人にプレゼントを選ぶのは楽しい一面、アイデアが尽きると大変だ。

 

マルちゃんの好きそうなプレゼントを送ると、娘が気に入って使っていることもある。

その逆もある。

夫用のプレゼントのつもりが、マルちゃんが使っていることもあるしね。

4種類のプレゼントを小包に入れれば、あとは家族で自由に分け合うのではないかと思っている。

 

で、だ。

もう11月も終わる。

本来ならば、遅くても12月1日には郵便局から発送せねばいかん。

フライトの便数が今どうなっているか分からないので、できれば今月中に発送したい。

 

なのに、なのに。

パズル(100均で買った!)1つしか購入していないのだ。

 

いやいや。

100均を笑ってはいけない。

日本の100円ショップは、アメリカの99セントショップよりはるかにモノが良い。

来日した外国人も、100均に一度は立ち寄る人が多い。

なので、100均グッズもあなどれないんですよ。

 

しかし、私の問題はそこじゃない。

「クリスマスプレゼントのネタが無い」ということだ。

プレゼントといっても条件があって、何でも送れるわけではないのだ。

 

重量がかさむと送料がはね上がるので、あまり重くないもの。

紅茶やお茶は、他の物から匂いがうつるので避けたい。

料理好きのマルちゃん夫に包丁…と考えるが、刃物はダメよね。

またマルちゃんが郵便局に呼び出されてしまうかも…。

 

てな感じで、「理想のプレゼント(国際郵便で配達できるもの)」は限られてくる。

 

あまりにもプレゼントのアイデアが無いので、ネットで検索してみた。

すると、「和ろうそくがいい」とか、「日本の伝統工芸品が喜ばれるかも」と書いてある。

 

和ろうそくなら私も欲しい。

伝統工芸品は、売っている店が近くに無いぞ。

 

さらに検索しているとこんな記事もあった。

「日本の文房具は安くて書きやすい。4色ボールペンがおススメ」

 

マジかい。

4色ボールペンなんて、私は使い勝手が悪いけどな。

だって、よく使うのは黒でしょ。

あまり使わない緑色とか、永遠に残ってしまうんですけど。

 

うーん。

でも、以前「筆ペン」を送ったら、子どもがめっちゃ喜んでいた記憶がある。

ドイツには筆ペンなんて無いから、だそう(ないでしょうね、筆で文字を書く文化じゃないから)。

 

来日するイタリア人に人気がある日本の文房具は、Jetstreamのボールペンらしい。

安くて書きやすいから、だとか。

ふーん。

じゃあ、明日のお昼休憩中に文房具店へ行ってみようかな。

 

私は新宿紀伊国屋書店でよく本を購入する。

日本観光ガイドのドイツ語版なんかいいんじゃないかな?

と思い、ネット検索したら、そういった本は無かった。

 

しかし、マライ・メントラインさんの日独併記の本があった。

しかも文庫サイズ。

これはいいかも。(って中身読んでないけど)。

 

こんな調子で、毎年11月はドタバタとプレゼント選びに奔走しているのである。

そして、それが終わると私の一年も終わりだ。

 

毎年、この恒例行事?を終えるときに思う。

「日々、プレゼントのアイデアをメモっておけば、いざという時慌てないで済むはず」と。

でも、なぜか1月1日になると、11月に苦しんだことをすっかり忘れちゃうんですよ!

あーあ。

 

というわけで、来年の目標。

プレゼントの達人の真似をする。

これでどうでしょう。

達人が日々プレゼントのアイデアをメモっていたら真似する。

達人が店頭での出会いを大切にしているなら、私も出たとこ勝負だ。

 

まあ、こんな感じで送る相手の好みや家族風景を思い出しながらプレゼントを選ぶのも、楽しい時間だ。

毎年のドタバタは必要悪、ということにしておこう。

マルちゃんと「小包、到着したよ~」と連絡し合うのも楽しいし。

こういうささいなことのすべてが、人生の楽しみであるんだしね。(←前向きに)