オレンジの花と水

ブログ初心者の日記風よみもの

バランス

 

どーでもいい話をさせてください。

(世間的には「どうでもいい」話題。

でも自分的に納得がいかないとき、こういう出だしが多いなあ)

 

先日、ファミレスチェーン店・某庵へ行った。

 

お昼時で、カツ丼が食べたい気分だった。

空腹だったので、がっつりお腹にたまるものが食べたかったのだ。

しかし、私の近くに座った女性がすきやき定食を食べているのにもそそられた。

さんざん迷った挙句、初志貫徹した。

カツ丼一丁をポチる。

 

読者の皆さんはご存じの通り、私はさほど外食するタイプではない。

外食チェーン店のルールがあまり分かってない、ってのは認めよう。

しかし、ですよ。

 

あたたかいお茶を取りに行き、席でゆっくりすすっていたら、カツ丼が来た。

やれうれしや。

待ちに待ったカツ丼だい。

 

メガネをかけたパートのおばちゃんらしき店員さんが、にこやかに卓の上に置いてくれた。

おばちゃんが去り、私は一人になった。

 

「いただきま~す」

 

小声で言うと、私はトレイの上を見渡した。

まずは、お味噌汁をいただく。

グルタミン酸とかアミノ酸が体内に入ると、何だか落ち着くのは日本人のDNAなんだろうか。

 

そして、待望のカツ丼様である。

カツの下にあるご飯を少し食べようとして、ふと気づいた。

 

「ん?なんだこりゃ」

 

見間違いかと思った。

いやいや、そうじゃない。

白いご飯が無い。

むむ?

 

二度見する。

そうなのである。

カツの下には白ご飯の姿はなく、どっぷりとつゆだくになっていた。

 

「なんじゃこりゃ?」

 

私は戸惑った。

いったいどうしたことでしょう。(←サザエさんの声優さん口調)

 

私はしばし考えをめぐらせた。

なぜ、白いご飯がどっぷりとつゆに埋まっている?

なぜだなぜだなぜだ…。

 

そして、ようやく思い出したのである。

カツ丼を注文する際に、「ご飯少なめ」にしたことを。

 

読者の皆さんとカツ丼とのお付き合いは、どんな感じだろうか。

私は昼食にカツ丼をどっかりと食べると、お腹いっぱいになる。

午後いっぱいは胃に食物が入らなくなる。

腹八分どころか12分目くらいになってしまうのだ。

 

そんな時にコーヒーなんぞを飲んだ日にゃあ、満腹+コーヒーでお腹がガボガボになってしまう。

それを避けるために、(カツ丼は食べたいが)全体的に量を減らしたいわけだ。

そこでの「ご飯少なめ」である。

 

そうか、そういえばそうだった。

覚えてますよ。

「ご飯少なめ」を注文したのは、確かに覚えている。

しかし、つゆだくを注文した覚えはない。

 

カツ丼といえば、白ご飯の上に卵とじのカツが乗っているものだ(私の勝手なカツ丼のイメージだが…)。

が、これは違う。

白いはずのご飯が、全部つゆに浸かっている。

つゆ味の湖にご飯が浸かりきってしまい、白い大陸はカツの下を掘削しても見当たらず…。

 

なんでだよ~。

白ご飯を期待してたのに。

私は放心状態で丼を眺めた(言い過ぎだが、箸が止まったのは事実)。

 

そして気づいた。

「ご飯少なめ」を注文したから、お店はご飯を少なめにどんぶりに入れた。

でも、ご飯の上に乗せるトンカツとつゆは、量が減っていない。

減らしたご飯に通常量のつゆをかけたため、「つゆだく」になってしまった。

たぶんこんなことだろう、単純に。

 

くっそ~~~!!

 

「つゆだく」が好きな方はいい。

しかし、私は違う。

カツ丼でも牛丼でも、具の下に多少の白ご飯を期待したいタイプだ。

まるっきりご飯の白い部分がないなんて、聞いてないぞ!

これでは、スープの中に浸かったご飯(ってそこまでつゆだくではないが、ほぼそんな感じ)じゃん。

 

くっそ~(2回目の遠吠え)!!

 

「ご飯を少なめにしたから、つゆも減らしてほしい」

って言えばよかったんでしょうか?

いや、しかし、タッチパネルではそんな注文は不可能だ。

どーすればよかったんだ?

 

完食後、そして帰宅後も。

白いご飯が無かったことが、どうしても腹立たしい(まあ、一般的には大したことないのだが…)。

なので、同僚や友人にこの一件を吹聴してまわった。

 

「どう思う?ご飯がつゆに浸かり過ぎだったんだけど?」

「ご飯を減らしたんだから、味のバランスを考えてつゆも減らすべきだよね?」

 

この話を聞いた周囲の人たちの反応。

 

「ファミレスなんて、マニュアル通りにやってるだけだよ。」

「そんな細かい調整なんて、やるわけないじゃん!」

 

まあ、言われてみればそうだ。

あのメガネのおばちゃん店員だって、私の注文通りにご飯を減らしただけ。

全体的なバランスなんて考えてないだろう。

(てか、彼女がカツ丼を作ったわけじゃないだろうし)

 

しかし。

私はそんなにつゆだくファンではないのだ。

そこに、今回の問題点がある。

 

いや、逆に「つゆだく」好きな人は、ご飯の量を減らせばいいわけだ。

(ご飯の量を減らしたくない人も多いでしょうけどね)。

 

いずれにせよ、ファミレスで料理全体の味のバランスを要求してはいけないんだろう。

普通は私の同僚や友人のように、「ファミレスだから仕方ない」って納得するわけだ。

一人で大騒ぎしたが、周囲の冷静な態度に「そっか」と急速に冷めた。

 

考えれば当然だ。

「ご飯少なめ」以外のオプションを、ファミレスでこまごま付けるわけにはいかない。

「つゆ少なめ」「漬物増量」「玉ねぎ多め」…。

いい加減にしろよ。

 

いや、話がずれたぞ。

ご飯を減らしたら、カツ丼のつゆも減らしてほしい。

味のバランスをとるために。

というのが、この記事の趣旨だったはずなんだが…。

 

まあ、今回の件から学習した。

「ご飯少なめ」にすると、つゆだくになってしまう危険性があるってことを。

「カツ丼(小)」って選択肢があったら、カツとご飯がバランスよかったのかもね。

 

とはいえ、最終的にお腹いっぱいになったので、まあどうでもいいんだよね。

「安くおいしくお腹いっぱいになる」目的は達成したわけだから。

(ね、結局どうでもいい話でした)。